名取市立第一中学校

名取市立第一中学校

名取市立第一中学校は、宮城県名取市小山に所在する公立中学校です。地元では「一中（いっちゅう）」の通称で広く知られています。

概要

名取駅の南西に位置し、駅から徒歩約15分の場所にあります。学校から離れた場所に住む生徒も多く、自転車を利用して通学する生徒が多いのが特徴です。生徒たちは、この地域に根ざした学校で日々勉学に励んでいます。

所在地

宮城県名取市小山一丁目8番1号に位置しており、具体的な座標は北緯38度09分49秒、東経140度52分50秒です。

歴史

本校は、名取市立下増田中学校、名取市立館腰中学校、名取市立愛島中学校の3校が統合され、1962年（昭和37年）4月に新たな中学校として設立されました。開校当初の生徒数は889名でしたが、当初は館腰中学校を本校とし、下増田中学校と愛島中学校を分教室として使用し、それぞれの場所から通学していました。翌年の1963年（昭和38年）12月に新しい校地と校舎が完成し、全生徒が新校舎に移転しました。

年表

1962年（昭和37年）4月：名取市立第一中学校として開校。
1963年（昭和38年）12月：新校舎に移転。
1965年（昭和40年）2月：被服室と音楽室を増築。
1966年（昭和41年）3月：体育館が完成。
1967年（昭和42年）4月：特殊学級を設置。
1969年（昭和44年）3月：家事室、工作室、理科室を増築。
1971年（昭和46年）10月：水泳プールが完成。
2011年（平成23年）3月：東日本大震災発生時、避難所として地域住民に利用されました。

学区

以下の小学校区が名取市立第一中学校の学区となっています。

館腰小学校区のほぼ全域
愛島小学校区全域
不二が丘小学校区全域
増田西小学校区の一部（小山地区）

また、館腰小学校区の堀内地区の生徒は、岩沼市立岩沼北中学校へ越境通学している場合もあります。

出身者

この学校からは、以下のような著名な卒業生を輩出しています。

山田司郎：名取市長
田中雄大：プロサッカー選手
小野寺太志：プロバレーボール選手

参考文献

名取市史編纂委員会『名取市史』、宮城県名取市、1977年。

関連項目

* 宮城県中学校一覧

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