名古屋四季劇場

名古屋四季劇場

名古屋四季劇場は、愛知県名古屋市中村区名駅南に位置する、劇団四季が運営する劇場です。この劇場は、名古屋地域における劇団四季の代表的な拠点であり、多くの話題作を上演してきました。その歴史は1996年まで遡ることができますが、当時は新名古屋ミュージカル劇場が主な会場でした。しかし、名古屋駅周辺の再開発に伴い、2016年に現在の劇場が開館しました。

劇場の概要

名古屋四季劇場は、鉄骨3階建て、地下1階の構造を持ち、1200席の観客を収容することができます。その魅力は、観客と演者の距離の近さにあります。開館からの初演は、2016年10月16日に行われたディズニーミュージカル『リトルマーメイド』であり、以来多くの名作がこの劇場で上演されてきました。具体的な上演記録には、『ノートルダムの鐘』や『ライオンキング』、そして現在も続いている『キャッツ』があります。

なお、名古屋四季劇場は、2026年2月に閉館が予定されています。最終公演は『マンマ・ミーア！』の千秋楽で、2月23日に行われる予定です。その後、同年7月に名古屋市熱田区三本松町に新たに移転し、引き続き「名古屋四季劇場」として運営されることが決まっています。新しい劇場では、初代とは異なる魅力を持つ空間が誕生するでしょう。

上演記録の詳細

名古屋四季劇場での上演記録は、多彩であり、ミュージカルファンにとって見逃せないラインナップとなっています。以下に、初代劇場（名駅南）での重要な公演を挙げます。

• - 2016年: 『リトルマーメイド』
• - 2018年: 『ノートルダムの鐘』
• - 2019年: 『ジーザス・クライスト＝スーパースター エルサレムバージョン』、『エビータ』、『パリのアメリカ人』
• - 2020年: 『ライオンキング』
• - 2022年: 『キャッツ』（2024年5月12日まで公演予定）
• - 2024年: 『バケモノの子』
• - 2026年: 最終公演『マンマ・ミーア！』

新たに移転する熱田の劇場でも、2026年には『オペラ座の怪人』の上演が予定されています。これにより、名古屋四季劇場は新しい歴史を刻むことになるでしょう。

交通アクセス

名古屋四季劇場（初代名駅南）へのアクセスは、JR、名鉄、近鉄、地下鉄名古屋駅から徒歩で約10〜13分の距離です。移転後の熱田劇場には、名鉄神宮前駅から徒歩約4分、JR熱田駅から約7分、地下鉄名城線熱田神宮西駅から約12分で到達することができます。新しい劇場もアクセス便利な位置に建設される予定です。

名古屋四季劇場は、名古屋の文化シーンの重要な一部であり、その存在は多くの人々に愛されています。今後の展開にも注目が集まります。

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