名古屋市体育館

名古屋市体育館

名古屋市体育館は、愛知県名古屋市熱田区六野二丁目5番3号に所在する、名古屋市が管理・運営する市営のスポーツ施設です。この施設は、都市公園である神宮東公園の広大な敷地内に位置しており、隣には名古屋市熱田プールが隣接しています。地域におけるスポーツ振興と市民の健康増進に貢献する拠点として親しまれています。

沿革

本体育館の歴史は古く、昭和44年、すなわち1969年の6月にその扉を開きました。開館以来、半世紀以上の長きにわたり、多くの市民に利用されてきました。

施設概要

施設の中心となるのは、様々なスポーツに対応可能な広い競技場です。この競技場には、大会やイベントを観戦できる908席の観客席が整備されています。対応可能な競技種目は非常に多彩で、例えばバレーボールであれば6人制で3面、9人制で2面、バドミントンやインディアカはそれぞれ8面、ハンドボールは1面の利用が可能です。また、卓球台は最大24台設置でき、バスケットボールやテニスもそれぞれ2面ずつ利用できます。これらの主要種目のほか、フットサル、剣道、空手、さらにはウォーキングなどの軽スポーツまで、市民の多様なニーズに応じた利用が可能です。

スポーツ施設のほかに、会議室も備えています。この会議室は定員30名で、スポーツ団体の会議や研修、講習会などに利用されています。来場者向けの駐車場は47台分が用意されており、車でのアクセスも一定程度対応しています。

所在地と周辺環境

体育館は愛知県名古屋市熱田区六野二丁目5番3号に位置しています。神宮東公園という緑豊かな環境の中にあり、スポーツ活動に最適な落ち着いたロケーションです。周辺には、隣接する名古屋市熱田プールだけでなく、名古屋三本松郵便局や名古屋神宮郵便局といった生活関連施設、新神宮東中日ハウジングセンターやイオンモール熱田といった商業・展示施設、ファインセラミックスセンターのような研究機関、名古屋市立南特別支援学校や神宮東保育園といった教育・福祉施設など、様々な機能が集積しており、地域の中核的なエリアに立地しています。

交通アクセス

名古屋市体育館へは、公共交通機関を利用して容易にアクセスできます。

鉄道
名古屋市営地下鉄名城線をご利用の場合、西高蔵駅の1番出口から歩いて約15分です。
JR東海道本線をご利用の場合、熱田駅から徒歩で約10分の距離です。
名鉄名古屋本線をご利用の場合、神宮前駅から歩いて約13分です。

バス
名古屋市営バスをご利用の場合、「熱田プール」停留所で下車すると、体育館はすぐ近くにあります。この停留所には、金山駅と瑞穂運動場東を結ぶ金山15系統が停車します。
* 少し離れた「雁道」停留所からもアクセス可能で、下車後徒歩約7分です。この停留所には、栄や鳴尾車庫、星崎、笠寺駅などを結ぶ基幹1系統が停車します。

複数の鉄道駅やバス停が徒歩圏内にあり、公共交通を利用した来場者にとっても便利な立地条件を備えています。

名古屋市体育館は、多目的な競技場と充実した設備、そしてアクセスに便利な立地を活かし、市民の健康増進、体力づくり、スポーツ活動の促進、さらには地域交流の場として、重要な役割を担っています。

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