名古屋港管理組合

名古屋港管理組合について

名古屋港管理組合は、1951年9月8日に設立された、名古屋港の開発を目的とする特別地方公共団体（一部事務組合）です。愛知県と名古屋市が母体となり、名古屋市とその周辺地域に広がる名古屋港の管理業務を担っています。

概要

名古屋港管理組合は、港湾整備事業（施設運営事業及び埋立事業）において、地方公営企業法の財務規定が適用されています。これにより、効率的な事業運営と透明性の確保が図られています。

組合の管理者は、愛知県知事と名古屋市長が2年ごとに交代で務めます。副管理者は、愛知県知事および名古屋市長の推薦と組合議会の同意によって選任される常勤1名、非常勤2名で構成されています。

組合議会は、定員30名で構成され、愛知県議会と名古屋市会からそれぞれ15名が選出されます。議員の任期は2年です。組合の経費は、愛知県と名古屋市がそれぞれ50％ずつ負担しています。

本庁舎は、名古屋市港区の名古屋市営地下鉄名港線 名古屋港駅1番出口のすぐそばに位置しています。

組織

名古屋港管理組合は、以下の組織で構成されています。

議決機関
議会（愛知県議15名、名古屋市議15名）
議会事務局
議事課
執行機関
管理者（愛知県知事または名古屋市長）
副管理者（常勤1名、非常勤2名）
企画調整室
総務部
港営部
建設部
会計管理者
出納室
監査委員（愛知県監査委員、名古屋市監査委員、組合議会議員）
監査委員事務局
監査課

設置施設

名古屋港管理組合が設置者となっている主な施設は以下の通りです。これらの施設の管理運営は、指定管理者の公益財団法人名古屋みなと振興財団が行っています。

名古屋港水族館
名古屋港ポートビル
名古屋海洋博物館
南極観測船ふじ

関連項目

名古屋港イタリア村：かつてセラヴィホールディングスとPFI事業により運営されていた複合商業施設。現在は閉鎖。
名古屋港運協会：NUTS（名古屋港統一ターミナルシステム）を運用。

本庁舎所在地

〒455-0033：愛知県名古屋市港区港町1-11

参考文献

国土交通省港湾局 監修『港湾ポケットブック 2006』日本港湾協会、2006年

外部リンク

名古屋港管理組合（日本語）

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