向島出入口

向島出入口の詳細

向島出入口（むこうじまでいりぐち）は、東京都墨田区に所在する首都高速道路6号向島線に属する出入口で、上下線ともに出口と入口が設置されたフルインターチェンジです。この名称は「向島」に由来していますが、実際には墨田区向島の上下線の入口が存在するのみで、出口は隣接する堤通に位置しています。また、堤通には隣接する堤通出入口があるため、周辺の交通網は整備されています。

構造の特異性

向島出入口の構造は独特で、4本の出入口がすべて6号向島線の東側にある都道461号吾妻橋伊興町線（通称：墨堤通り）と接続しています。しかし、各出入口の位置は異なります。具体的には、両国JCTから堀切JCT方面に北上すると、墨堤通りが6号向島線の直下で東に離れていくポイントに下り線（堀切JCT方向）入口があり、次に約400メートル先に上り線（両国JCT方向）入口のランプウェイ、さらに約200メートル先に上り線出口ランプウェイ、最後に約300メートル先に下り線出口ランプウェイがあります。

このように、900メートルほどの距離に4つの出入口があるため、下り線の向島入口から進入し、そこからそのまま下り線の向島出口から出ることも可能です。この特異な設計は、交通の流れをスムーズにし、利便性を高めています。なお、墨堤通りには下り線入口の南側にある言問橋直下で3.8メートルの高さ制限が存在するため、利用の際は注意が必要です。

周辺エリア

向島出入口の周辺には、多くの観光地や交通機関が存在しています。例えば、東京都道461号吾妻橋伊興町線（墨堤通り）沿いには、桜橋や東向島駅、曳舟駅などがあります。また、東京スカイツリータウンや東京スカイツリー、東京ソラマチ、東京スカイツリーイーストタワーといった人気の観光スポットも近くに位置しており、多くの観光客が訪れるエリアです。これにより、向島出入口へのアクセスは非常に便利であり、観光利用にも適しています。

料金所情報

向島出入口には三郷方面と銀座方面にそれぞれ料金所が設けられており、各方面においてレーンが分かれています。

• - 三郷方面: レーン数は2つで、ETC専用レーンが1つ、ETC・一般レーンが1つ設置されています。
• - 銀座方面: 同様にレーン数は2つで、ETC専用レーンが1つ、ETC・一般レーンが1つ配置されています。

まとめ

向島出入口は、その特殊な構造と便利なアクセスを誇る大型のフルインターチェンジです。周囲には観光名所や交通機関が集まり、訪れる人々にとって重要な拠点となっています。このことから、都内を移動する際には非常に便利な乗降ポイントであると言えるでしょう。

もう一度検索