向陽 (名古屋市)

向陽（こうよう）

向陽は、愛知県名古屋市千種区に位置する町名です。現行行政地名としては、向陽一丁目と向陽町1丁目から3丁目があります。向陽一丁目は住居表示が実施済みですが、向陽町1丁目から3丁目は未実施です。

地理

千種区の中央部に位置し、周辺地域と隣接しています。具体的には、以下の通りです。

南：池下
北と西：高見
向陽町の南：池下町
向陽町の東：西山元町
向陽町の北：田代町

向陽一丁目の西端は、名古屋市営地下鉄東山線池下駅の北側に位置し、飲食店などが点在しています。一方、向陽一丁目の東側や向陽町は、住宅地が多くを占めています。

歴史

町名の由来

町名の由来は、かつてこの地にあった「向陽館」という料亭の名前から来ています。向陽館は、東鮓本店によって1930年（昭和5年）に開業した料亭で、敷地は3,000坪にも及び、後の向陽町の総面積の約6割を占めていたとも言われています。しかし、向陽館は1943年（昭和18年）に企業整備令により閉鎖され、陸軍に接収されて司令部として使用されたため、空襲の目標の一つとなり焼失しました。

沿革

1945年（昭和20年）9月20日：千種区田代町字蝮池上、字岩谷、字越前・池下町の各一部より、同区向陽町が成立しました。
1980年（昭和55年）11月23日：田代町・向陽町・千種町・高見町の各一部より、向陽一丁目が成立しました。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

[具体的な世帯数と人口のデータは元の情報源に記載されていません。]

学区

市立小・中学校に通う場合、学校は以下の通りとなります。また、公立高等学校に通う場合の学区も以下の通りです。

[具体的な学校名と学区の情報は元の情報源に記載されていません。]

施設

蝮ヶ池八幡宮：向陽一丁目にある八幡宮です。
瑞光寺：向陽一丁目にある真宗大谷派の寺院です。
パーフェクト リバティー教団|パーフェクト_リバティー教団 名古屋中央教会：向陽一丁目にあります。

その他

日本郵便

集配を担当する郵便局は以下の通りです。

[具体的な郵便局の情報は元の情報源に記載されていません。]

参考文献

千種区制施行50周年記念事業実行委員会 編『千種区史』千種区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年10月1日。
蟹江和子、松岡武美 著「千種区 現行行政地名」、「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 23巻《愛知県》、角川書店、1989年3月8日、1463–1471頁。
角川書店 編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。
河合真吾 編『名古屋の昭和』樹林舎、2015年7月16日。ISBN 978-4-902731-81-1。

関連項目

名古屋市の地名
* 向陽 (曖昧さ回避)

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