君が追いかけた夢

「君が追いかけた夢」

概要

「君が追いかけた夢」は、2003年3月19日にリリースされたGacktの楽曲で、彼の通算13枚目のシングルです。この楽曲は、2003年に発表された第1弾シングルであり、前作「12月のLove song / December Love」から約5か月後のリリースとなりました。この日に、ライブビデオ『Live Tour 2002 下弦の月 〜聖夜の調べ〜』も同時に発売されています。

収録曲の詳細

本シングルには、以下の楽曲が収録されています。

1. 君が追いかけた夢 (4:21)
2. birdcage (5:16)
3. 君が追いかけた夢 (instrumental)
4. birdcage (instrumental)

すべての作詞・作曲はGacktによるもので、編曲にはGacktとchachamaruが参加しています。

「君が追いかけた夢」

「君が追いかけた夢」とそのPVは、Gacktが3rdアルバム『MOON』の流れを受け継いでいますが、PV自体が独立した楽しみを提供する内容になっています。この楽曲の原曲は以前から存在していましたが、現在の形にまとめられたのは2003年2月のことです。その時、合宿を行い、最初はうまくいかなかったものの、フォークギター1本でメロディーが強い曲が完成し、驚くことに1時間で形になりました。

後に、この楽曲はベストアルバム『THE SEVENTH NIGHT 〜UNPLUGGED〜』にアコースティックバージョンとして収録され、また『THE SIXTH DAY 〜SINGLE COLLECTION〜』では再録バージョンが入っています。さらに、ライブツアー『GACKT LIVE TOUR 2013 BEST OF THE BEST vol.1 M / W』では、約9年ぶりに演奏されたことも記憶に新しいです。

「birdcage」

一方で「birdcage」は、Gacktが自らの楽曲の中で、最も静かでありながら同時に激しい曲と表現しています。そして、この曲の後半の盛り上がりは、切なさや儚さが相まって非常に心に響くものです。特に、曲の終盤で浮かぶストーリーが「サンクチュアリ」を彷彿とさせ、曲が終わった瞬間に浮かぶ最後のページが印象的です。この楽曲も映画『MOON CHILD』の世界を感じさせるものであり、アルバム『MOON』の中で非常に重要な役割を持つとGacktは述べています。

また、「birdcage」のライブバージョンは、Gacktの27thシングル「RETURNER 〜闇の終焉〜」にも収録されています。

収録アルバム

このシングルに収められている楽曲は、後続のアルバム『Crescent』やベストアルバム『THE SIXTH DAY 〜SINGLE COLLECTION〜』と『THE SEVENTH NIGHT 〜UNPLUGGED〜』にも再録されており、彼の音楽キャリアにおいて重要な位置を占めています。これらの楽曲は今なお多くのファンに愛され続け、Gacktの音楽性を象徴する作品となっています。

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