呉先真

呉先真（オ・ソンジン）の野球人生

呉先真（オ・ソンジン、오선진、1989年7月7日 - ）は、韓国・ソウル特別市出身のプロ野球選手です。内野手として、これまでに複数の球団でプレーしてきました。

プロ入りとハンファ時代（第一次）

2008年、ドラフトでハンファ・イーグルスに指名されプロ入りしました。当初は打撃に課題があり、主に守備固めとしての出場が中心でした。2008年は43試合に出場しましたが、2009年も同様の役割で、目立った活躍はできませんでした。しかし、2009年4月10日のロッテ・ジャイアンツ戦でプロ初本塁打を放つなど、打率は前年より向上しました。

2012年シーズン中盤からは、三塁手としてレギュラーに定着しました。打率は低いものの、四球の多さと意外性から一番打者として起用されることもあり、初の規定打席に到達しました。2013年は出場機会が減少し、シーズン終了後には尚武（韓国国軍体育部隊）に入隊しました。

2016年にハンファに復帰。2019年には河周錫の負傷により出場機会が増加し、自己最多となる122試合に出場しました。

サムスン・ライオンズ時代

2021年6月25日、李城坤（イ・ソンゴン）との交換トレードでサムスン・ライオンズに移籍しました。シーズン後にはFA（フリーエージェント）の権利を取得しましたが、この年は権利を行使せず残留しました。

ハンファ復帰（第二次）

2022年シーズン終了後、FA権を行使し、2023年より2年契約でハンファ・イーグルスに復帰しました。同年は河周錫の不祥事による出場停止に伴い、遊撃手として活躍しました。

ロッテ・ジャイアンツ時代

2023年シーズン後、2次ドラフトで指名されロッテ・ジャイアンツに移籍しました。2024年シーズン終了後、自由契約選手となりました。

キウム・ヒーローズ時代

2025年からはキウム・ヒーローズと契約し、新たなチームでプレーすることになりました。

プレースタイルと評価

呉先真は、プロ入り当初は守備を評価されていましたが、徐々に打撃面でも成長を見せました。特に、四球を選ぶ能力が高く、出塁率を重視する場面でその能力を発揮しました。また、意外性のある打撃も持ち味で、チームに勢いをもたらす役割も担いました。複数の球団を渡り歩く中で、様々なポジションを経験し、ユーティリティ性も高めています。

背番号の変遷

56（2008年 - 2010年）
6（2011年 - 2013年、2018年 - 2021年途中、2023年 - 2024年）
4（2016年 - 2017年）
31（2021年途中 - 同年終了）
* 3（2022年）

呉先真は、プロ野球選手として様々な経験を積み、チームにとって欠かせない存在として活躍しています。

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