呪いの投稿映像

呪いの投稿映像

『呪いの投稿映像』（のろいのとうこうえいぞう）は、2018年（平成30年）より展開されているホラードキュメンタリー形式のオリジナルビデオシリーズ作品です。株式会社ピクチャーエンターテイメントがその製作を手掛けています。

シリーズの特性と内容

本シリーズは、既に多くの心霊映像ファンに知られている『ほんとに呪われた死ノ動画』シリーズのVol.11から引き継がれた後継作品として位置づけられています。その基本的なスタイルは、『ほんとに呪われた死ノ動画』や、このジャンルにおける著名なシリーズである『ほんとにあった! 呪いのビデオ』に倣うものです。具体的には、視聴者から一般に投稿されてきたとされる、様々な形で心霊現象が記録されているらしい映像を、その内容を検証するという疑似ノンフィクションの形をとって紹介します。

作品内で取り扱われる映像の形式は様々です。単に投稿映像そのものを提示するものもあれば、その映像を送ってきた投稿者本人へのインタビューを収録し、現象の詳細や投稿者の体験談を掘り下げる回もあります。また、スタッフが実際にその霊現象が発生したとされている現場へと赴き、独自に調査を行うというドキュメンタリー的な要素を含んだ内容も存在します。これにより、単に恐怖映像を見せるだけでなく、検証や追跡調査を通じて心霊現象の真相に迫ろうとする構成が特徴と言えます。

製作陣

本シリーズの製作は株式会社ピクチャーエンターテイメントが行っており、製作総指揮は小田奏之が務めています。

シリーズの構成および演出については、各巻によって担当者が異なります。前身である『ほんとに呪われた死ノ動画』シリーズの初期からこのジャンルに携わってきたTeamXXXや向悠一（『呪われた心霊動画XXX』などでも活躍）といったクリエイターたちの流れを汲みつつ、多くの才能が関わっています。特に、シリーズの第8巻から第11巻までの構成・演出は菊池宣秀が担当し、彼は『ほんとにあった! 呪いのビデオ』の構成・演出経験も持ちます。続く第12巻から第16巻では、尾崎香仁（『心霊闇動画』シリーズの構成・演出を手掛ける）が担当しました。また、スタッフクレジットには、監督として菊池宣秀の名前が挙げられています。このように、長年にわたり心霊ドキュメンタリーを手掛けてきた経験豊富な面々が制作を担っています。

『呪いの投稿映像』は、投稿系ホラービデオの伝統的なスタイルを踏襲しつつ、多様なアプローチで視聴者に恐怖と好奇心を提供するシリーズとして展開されています。

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