和歌山トライアンズ

和歌山トライアンズ

和歌山トライアンズは、和歌山県和歌山市を拠点に活動する男子バスケットボールチームです。このチームは、2012-13シーズンで活動を休止したパナソニックトライアンズを受け継いで誕生しました。そして、プロチームとしての地位を確立するために努力しています。

チームの理念と目指すもの

チームの運営法人は「一般社団法人和歌山トライアンズ」となっており、ユニークな活動理念を掲げています。「#オモシャイシカエエ」は、楽しさを追求し、地域社会に熱をもたらすことを目的としたもので、一生懸命さを恥じずにアグレッシブに活動する姿勢を示しています。和歌山トライアンズは、自らを「ローカルプロチーム」とし、地域貢献や次世代の育成に力を入れることを誓っています。

チーム名の由来

チーム名の「TRIANS」は、「TRI（3つの）」、「AN（～の人）」、そして「S（複数形）」から成る造語であり、ファン、地域、チームの結束を強調しています。前身のパナソニックトライアンズからの存続要望を受け、名を引き継いでいます。

チームのカラーとブランドマーク

チームカラーは、紀州の特産物である梅、みかん、柿をイメージした「TRIANS KISYU」で構成され、香り高い紀州の名に負けないよう、県民に誇りを持ってもらえる存在を目指しています。サブカラーとして黒と白も取り入れています。ブランドマークは、三角形と人の輪を融合させており、地域・ファン・チームの一体化を視覚的に表現しています。

チームキャラクターと応援

チームのキャラクターには、精霊の兄「トライ」と妹「アン」がいます。トライは背番号73、アンは64を背負っています。彼らはファンダムのシンボルです。また、チアリーディングチームも結成され、NFLのダラス・カウボーイズで活躍した檀上欣子がディレクターとして導入されています。

これまでの歴史と変遷

和歌山トライアンズは2013-14シーズンに発足し、初代ヘッドコーチには元日本代表のジェリコ・パブリセヴィッチが就任しました。開幕から41勝13敗の成績を残し、プレイオフに進出しますが、ファイナルでは惜しくも準優勝となってしまいました。その後、経営面での苦境もあり、多数の選手が自由契約となり、チーム経営は改編を余儀なくされました。2015年には運営会社が一時事業停止となるものの、継続の道を模索しているところです。

現在の活動

2020年、和歌山トライアンズは地域リーグに参加し、地域のバスケットボールの振興を図っています。2024年には入れ替え戦で敗北し、県社会人リーグへの降格が決定しました。チームは、1年での復帰と2026年以降のSBL-SB1参入を目指して、引き続き活動を続けています。和歌山トライアンズは地域に根ざし、その存在を広げるために尽力しています。

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