和歌山西警察署

和歌山西警察署：和歌山県警察の要

和歌山西警察署は、和歌山県和歌山市に位置する、県警察を代表する主要な警察署です。その広範な管轄区域と充実した設備、そして地域住民への貢献から、和歌山県における治安維持に欠かせない存在となっています。署長は警視正が務め、県内警察署の中でも特に重要な役割を担っています。識別章所属表示はWNです。

広大な管轄区域と充実した施設

和歌山西警察署の管轄区域は和歌山市の一部をカバーし、紀の川以南、和歌川以西、和田川以南と広範囲にわたります。紀三井寺方面を含む地域社会の安全と安心を守るため、複数の交番と派出所が配置されています。

具体的には、和歌山市内の元寺町、東蔵前丁、小松原通、東高松、岡山丁、舟津町、和歌浦東、和歌浦中、西浜、雄松町、紀三井寺などに交番が設置され、迅速な対応体制を整えています。2012年には岡山丁交番が新設されるなど、時代の変化に合わせた対応も積極的に行われています。さらに、水上警備派出所（和歌山市毛見）や築港警察官連絡所（和歌山市築港）も設置され、陸域だけでなく水上での安全確保にも力を注いでいます。

また、最新の警備設備も整えられており、12m型警備艇「きしゅう」も配備されています。これは、沿岸警備や水上での事件・事故への迅速な対応を可能にする重要な設備です。

地域社会との連携と安全への貢献

和歌山西警察署は、単に事件・事故への対応を行うだけでなく、地域住民との連携を重視し、地域社会の安全・安心に貢献しています。地域住民とのコミュニケーションを密にすることで、犯罪抑止や地域の安全に関する情報の共有を図り、より効果的な治安維持活動に繋げています。交番や派出所は、地域住民にとって身近な存在であり、相談窓口としての役割も担っています。

警察署員は、日々の地域巡回や防犯活動を通して、犯罪発生の抑止に努めています。また、高齢者や子どもを対象とした防犯教室などを開催し、地域住民の防犯意識の向上にも貢献しています。

和歌山西警察署は、和歌山県警察の中核を担う警察署として、これからも地域住民の安全と安心を守るために、日々努力を続けていくことでしょう。その活動は、和歌山県全体の安全・安心に大きく貢献しています。

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