和泉茂徳

和泉 茂徳（いずみ しげなり）

和泉茂徳は1969年6月30日生まれで、愛媛県南宇和郡愛南町（旧一本松町）出身の元サッカー選手（DF）および指導者として知られています。彼はJFA公認S級コーチの資格を持ち、サッカー界において重要な役割を果たしています。

選手としての経歴

和泉は小学3年生から近所のクラブでサッカーを始めました。高校時代には南宇和高校に在籍し、幸田将和選手らと共に第66回全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、見事にベスト8に進出しました。高校卒業後、1988年にマツダSCに加入し、その後、2軍であるマツダSC東洋でプレー。1993年からはマツダSCに移行し、愛媛FCの前身である松山SCでもDFとして活躍しました。

指導者としての歩み

和泉は1994年から愛媛FCのユース監督に就任し、もう一方で愛媛FCの下部組織が当時サンフレッチェ広島と提携していたことから、若い選手たちの指導に注力しました。2005年からは愛媛FCの育成統括ディレクターとして、育成全般を担当しまた、JFAナショナルトレセンコーチや日本クラブユースサッカー連盟技術委員、愛媛県サッカー協会技術副委員長としても活動。2008年から2009年にかけてユース監督として再び指導の現場に立ち、2010年以降はJFAナショナルトレセンコーチ中国・四国担当として引き続き若手選手の育成に注力しました。

2020年12月22日には、愛媛FCのトップチーム監督に就任することが発表されましたが、2021年4月4日に監督辞任の意向をクラブに伝え、同年7月に正式に辞任が発表されました。その間に彼が指導した選手たちやチームに与えた影響は小さくなく、愛媛FCの発展に寄与したことは多くのファンに支持されています。

選手歴と指導経歴

• - 選手歴

- 愛媛県立南宇和高等学校
- 1988年 - 1992年: マツダSC
- 1988年 - 1993年: マツダSC東洋
- 1994年 - 1996年: 松山SC/愛媛FC

• - 指導者歴

- 1994年 - 2004年: 松山SC/愛媛FC（ユース監督）
- 2006年 - 2007年: アカデミーダイレクター
- 2008年 - 2009年: アカデミーダイレクター兼ユース監督
- 2006年 - 2007年: JFAナショナルトレセンコーチ（四国担当）
- 2010年 - 2020年: JFAナショナルトレセンコーチ（四国、中国担当）
- 2019年 - 2021年: 愛媛FC

和泉茂徳は、選手から指導者へと活躍の場を広げ、若手選手の育成に情熱を注いできた人物です。彼の経験と知識は愛媛FCにとって貴重な財産となり、今後も多くの選手たちに影響を与えることでしょう。

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