和田見里美

和田見里美（わだみ さとみ）

和田見里美（1987年5月26日 - ）は、鳥取県大栄町（現北栄町）出身の女子自転車競技選手です。鳥取県立倉吉東高等学校、中京大学体育学部を経て、2010年4月より同大学大学院に在籍していました。2008年北京オリンピック日本代表選手（自転車競技）でもあります。

経歴

倉吉東高校時代から、トラックレースの中・長距離選手としてその才能を発揮していました。2005年には、全国高等学校選抜自転車競技大会の2km個人追い抜きで優勝を果たし、早くから注目を集めました。

中京大学に進学した2006年には、全日本[[自転車競技選手権大会]]、全日本アマチュア[[自転車競技選手権大会]]の3km個人追い抜きを制覇しました。同年にはアジア競技大会にも出場し、国際舞台での経験を積みました。

2007年6月、南アフリカ・ケープタウンで開催された世界選手権自転車競技大会Bでは、ポイントレースで優勝。同大会スプリントで優勝した佃咲江とともに、北京オリンピック代表内定選手となりました。この大会ではスクラッチでも優勝し、二冠を達成。個人追い抜きでは2位、ケイリンでは3位に入賞するなど、目覚ましい活躍を見せました。

同年10月には、トラックナショナルチームのメンバーにも選出され、国内だけでなく国際的にもその実力が認められました。また、同年のアジア自転車選手権3km個人追い抜きでは3位に入賞しました。国内に目を転じると、3km個人追い抜きでは全日本[[自転車競技選手権大会]]、全日本アマチュア選手権自転車競技大会のいずれも連覇を果たし、全日本選手権のポイントレースも制して、同年同大会の二冠を達成しました。

2008年の北京オリンピック（2万5,000メートルポイントレース決勝）では、高速スピードに果敢についていく積極的な走りで観客を魅せましたが、レース中盤にアメリカのサラ・ハマーらと接触して転倒。しばらくの間起き上がれない状態となり、残念ながら途中棄権という結果になりました。

2009年には、全日本選手権・3km個人追い抜きで優勝し、国内トップ選手としての実力を改めて証明しました。

脚注

注釈

特になし

出典

第21回全国高校選抜[自転車競技]]大会優勝時の記事 大栄町報（2005年5月）P9 - ウェイバックマシン（[https://web.archive.org/web/20060603001128/http://www.town.daiei.tottori.jp/phtml/kouhou/0505/page9.htm 2006年6月3日アーカイブ分）

外部リンク

和田見里美 - Olympedia（英語）
* JOC公式/北京オリンピック2008 和田見 里美（自転車）プロフィール

もう一度検索