咲妃みゆ

咲妃みゆのプロフィールと活動

基本情報

咲妃みゆ（さきひ みゆ、生年月日：1991年3月16日）は、日本の女優および歌手であり、元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役であった。彼女は、宮崎県児湯郡高鍋町出身であり、日向学院高等学校を卒業後、宝塚音楽学校に入学。身長は160cm、血液型はA型。彼女の愛称「ゆうみ」は本名を基にしたものである。現在は、BLUE LABELに所属している。

宝塚歌劇団でのキャリア

咲妃は2008年に宝塚音楽学校に入学し、2010年に96期生として宝塚歌劇団に正式に入団。入団時の成績は11番で、初舞台は「THE SCARLET PIMPERNEL」であった。月組に配属された彼女は、その後様々な公演で活躍し、いくつかのヒロイン役を演じる。特に、2012年の「ロミオとジュリエット」や2013年の「月雲の皇子」での新人公演初ヒロインを務めたことが印象深い。

2014年に雪組へと組替えを行い、同年9月には雪組のトップ娘役に就任。早霧せいなの相手役として、「ルパン三世／ファンシー・ガイ!」でのトップコンビ大劇場お披露目公演を成功させた。彼女はマリー・アントワネット役を演じ、高い評価を得る。宝塚歌劇団時代の彼女は、5作連続で客席稼働率100％を超えるという、宝塚史上初の記録を樹立した。

2017年には宝塚歌劇団を退団。彼女の退団公演「幕末太陽傳／Dramatic “S”!」では、多くのファンに見送られる中、名実ともに華やかなキャリアを締めくくった。

宝塚退団後の活動

退団後、彼女はテレビドラマや舞台など、多岐にわたる活動を行っている。2018年には「越路吹雪物語」でテレビドラマに初出演し、宝塚OGでもある乙羽信子役を演じる。2021年には第46回菊田一夫演劇賞を受賞し、その演技力が高く評価された。

彼女の舞台活動は、さまざまな作品に出演することからも明らかで、例えば「千と千尋の神隠し」や「マチルダ」など、華やかな舞台に立っており、観客の心を掴んでいる。

プライベートと人柄

咲妃には3歳下の妹がいる。幼少期は活発で、身体を動かすことが好きな子どもだった。その影響から小学5年生からクラシックバレエを始める。宝塚ファンのいとこの影響を受け、一時期は宝塚に憧れを持ったものの、早くにあきらめてしまったという。

しかし、大学受験に向けて目標が定まらずにいた頃、父親の勧めで音楽学校の受験を決意。短期間のレッスンを経て、初めての受験で合格を果たしたことは、彼女の人生を大きく変える出来事であった。

まとめ

咲妃みゆは、その美貌や演技の才能だけでなく、強い意志と多様な活動で多くのファンに愛されている。今後はどのような役柄で活躍していくのか、とても楽しみである。彼女のさらなる成功を期待し、応援し続けるファンも多い。

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