喜多山駅 (愛知県)

喜多山駅（名鉄瀬戸線）

喜多山駅は、愛知県名古屋市守山区喜多山二丁目にある名古屋鉄道瀬戸線の駅です。駅番号はST11。

歴史

開設

1927年（昭和2年）7月1日に開業しました。当時は木造平屋建ての駅舎でした。

二代目駅舎

1964年（昭和39年）3月6日、鉄筋コンクリート4階建ての駅ビルが完成し、駅舎が移転しました。駅ビルには、運転指令所、乗務員区、名鉄系のスーパーマーケット（名鉄パレ）が入居していました。駅のホームは2面3線で、3番線は喜多山駅を始終点とする列車専用でした。

仮駅舎時代

高架化工事に伴い、仮駅舎となりました。2面3線の地上駅で、ホームにはフルカラーLED式列車案内が設置されていました。2022年（令和4年）3月の上り線高架化に伴い、2番線の使用を一時休止し、1番線を本線に切り替えました。

高架化事業

2008年（平成20年）から小幡駅 - 大森・金城学院前駅間の高架化工事が開始され、喜多山駅も高架駅となりました。2016年（平成28年）9月17日に下りホームが、2018年（平成30年）3月17日に上りホームが、東側へ移設され、仮ホームとなりました。

年表

時期不明 - 喜多山信号所を設置。
1927年（昭和2年）7月1日 - 駅として開業。
1946年（昭和21年）9月1日 - 喜多山工場（後の喜多山検車区）完成。
1964年（昭和39年）3月6日 - 駅舎移転、駅ビル完成。
1978年（昭和53年）8月20日 - 急行停車駅に昇格。
1984年（昭和59年）3月 - 自動改札機設置。
2006年（平成18年）12月16日 - トランパス対応開始。
2007年（平成19年）6月30日 - 喜多山検車区廃止。
2011年（平成23年）2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
2012年（平成24年）2月29日 - トランパス供用終了。
2016年（平成28年）9月17日 - 喜多山駅付近下り線及び一部上り線を仮線へ切り替え。
2018年（平成30年）3月17日 - 喜多山駅付近上り線残りを仮線へ切り替え。
2022年（令和4年）3月19日 - 喜多山駅付近の上り線を高架に切り替え。
2025年（令和7年）春 - 喜多山駅付近の下り線を高架に切り替える予定。

駅構造

現在の駅構造

上り線は高架駅で1面2線、下り線は地上駅で1面1線です。上りホームは6両編成に対応可能です。2022年3月19日に上り線が高架化され、瀬戸線で初めて上り待避線が設置されました。

高架化計画

小幡駅 - 大森・金城学院前駅間の高架化工事に伴い、喜多山駅も2面4線ホーム、待避設備を有する高架駅として整備されます。完成は2026年度に延期されています。

喜多山検車区

かつて駅東側に喜多山検車区がありました。2007年（平成19年）6月30日に尾張旭検車区へ移転しました。検車区跡地は高架化事業に伴い解体されましたが、現在でも喜多山駅始発・終着の列車があり、喜多山乗務区で乗務員が交代します。

利用状況

2020年度の1日平均乗降人員は5,141人です。

駅周辺

バス路線

名古屋市営バスが乗り入れています。

喜多山バス停
上社12系統：緑ケ丘住宅行、上社行
森.新系統：大森車庫行、新守山駅行
志段味巡回系統：小幡行、東谷山フルーツパーク行
大森口バス停
上社12系統：緑ケ丘住宅行、上社行
森.新系統：大森車庫行、新守山駅行
森.緑系統：大森車庫行、緑ケ丘住宅行
志段味巡回系統：小幡行、東谷山フルーツパーク行

隣の駅

名古屋鉄道

瀬戸線
■急行・■準急・■普通
小幡駅（ST10） - 喜多山駅（ST11） - 大森・金城学院前駅（ST12）

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