四方幸子
四方幸子（しかた ゆきこ、1958年11月3日 - ）は、日本の著名なキュレーターであり、多摩美術大学と東京造形大学で客員教授を務めるほか、武蔵野美術大学やIAMASで非常勤講師として教鞭を執っています。彼女の専門分野は、メディア・アート、現代美術、そして20世紀美術と多岐にわたります。
四方氏は、情報技術を媒介とした自然・社会・精神の相互作用を促進する概念「環境的無意識」を提唱しています。この概念は、データ、水、人、動植物、気象といった要素を「情報の流れ」として捉え、メディアアート、現代美術、そして自然・社会科学といった分野を横断するリサーチに基づいています。彼女の活動は、アートとテクノロジーが交差する領域で、新たな表現や認識のあり方を模索するものです。
京都府綾部市出身の四方氏は、都留文科大学文学部英文学科を卒業しました。1982年からは、ヨーゼフ・ボイスに関するマガジンの出版に携わったことが、彼女のキャリアの初期における重要な経験となりました。1984年から1986年には、原宿ビブレ21の広報・アート担当として、館内展示や公募展の企画運営に携わりました。
1986年のデュッセルドルフ滞在を経て、1987年からフリーランスのライターおよびキュレーターとしての活動を開始。SUNTORY ART BOX（銀座ソニービル）などでキュレーションを担当。1989年には西ベルリンに滞在し、ベルリンの壁崩壊という歴史的な瞬間に立ち会いました。1990年から2001年までは、キヤノン株式会社の文化支援プログラムであるキヤノン・アートラボで、阿部一直と共にキュレーターとして、デジタルテクノロジーを駆使した実験的なアート作品の制作を支援しました。
その後も、スイスの出版社G+B Arts International日本アドバイザー（1993-1998）、資生堂ネットギャラリーCyGnetのゲストキュレーター（1997-2003）、森美術館アソシエイトキュレーター（2002-2004）、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の学芸員（2004-2010）を歴任。2010年以降は、フリーランスとして活動しています。
四方氏は、アートと情報環境の関係をテーマに、実験的な展覧会、プロジェクト、ライブなどを数多く手がけてきました。2021年には、女性として初めて美術評論家連盟の会長に就任し、美術界におけるその影響力はさらに増しています。
四方氏がキュレーションやコーディネーターとして関わった展覧会・プロジェクトは多岐にわたります。以下に主なものを列挙します。
1988: 「光の子」object 福田寛（246CLUB）
1989: 福田寛 オブジェ展（西武百貨店船橋店 SEED by /アート・スポット）
1990: 「インゴ・ギュンター ワールド・プロセッサー」展（P3 art and environment）コーディネート
1991: 「ARTLAB」（アートラボ第１回企画展、TEPIA）中原浩大、福田美蘭、コンプレッソ・プラスティコ
1991: ロルフ・ユリウス「wind」展（P3 art and environment）共同キュレーション
1992: 「ARTLAB2」（アートラボ第２回企画展、ニューピアホール）ヘラルド・ファン・ダー・カープ、Mission Invisible
1993: ウルリーケ・ガブリエル「パーセプチュアル・アリーナ」（アートラボ第３回企画展、ヒルサイドプラザ）
1994: 古橋悌二「LOVERS – 永遠の恋人たち」（アートラボ第4回企画展、ヒルサイドプラザ）
1995: 三上晴子「モレキュラー クリニック 1.0 on the Internet」（アートラボ第5回企画展、オンライン）
1995: ジョイント・パフォーマンス ユリウスx和田淳子「breathing」（主催：breathing実行委員会、会場：P3 art and environment）
1996: 三上晴子「モレキュラー インフォマティクス：視線のモルフォロジー」（アートラボ第6回企画展、ヒルサイドプラザ）
1996: 「アトピック・サイト」（東京シーサイドフェスタ）共同キュレーション
1997: 「Maniacs of Disappearance」（国際交流基金）共同キュレーション
1997: クリスティアン・メラー「ヴァーチャル・ケージ」展（アートラボ第3回プロスペクト展、東長寺講堂P3）
1997: 「サウンド・ガーデン」展（ワコールアートセンター／東京ドイツ文化センター、スパイラルガーデン）共同キュレーション
1997: ノウボティック・リサーチ「IO_DENCIES：都市への問い」 （アートラボ第7回企画展、ヒルサイドプラザ）
1998: Manifestation Internationalフェスティバル（カナダ・モントリオール）津田佳紀をキュレーション
1998: 江渡浩一郎「SoundCreatures」（アートラボ第8回企画展、ヒルサイドプラザ）
1998-2002: 資生堂サイバーアートギャラリー「CyGnet」ゲストキュレーター
1999: Manifestation International フェスティバル（カナダ・モントリオール）前林明次《Sonic Interface》をキュレーション
1999: 関口敦仁「分離する身体」（アートラボ第9回企画展、ヒルサイドプラザ）
1999: ミシャ・クバル「パワー・オブ・コード ー 対話のスペース」（東京国立博物館）
1999-2001: アーティスト・イニシアティヴ「コマンドN」ネットワークメンバー
2000: 「Protocollision ー 日蘭オンライン・コラボレーション」共同キュレーション
2000: カールステン・ニコライ＋マルコ・ペリハン「polar」 （アートラボ第10回企画展、ヒルサイドプラザ）
2001-2005: 「Kingdom of Piracy」（ネットプロジェクトおよび世界各地で展示やプロジェクト）共同キュレーション
2002: 「アート.ビット コレクション展」（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）企画協力
2002: 森美術館プレオープンプロジェクト「OPEN MIND」
2003: 山口情報芸術センター ラファエル・ロサノ＝ヘメル「アモーダル・サスペンション ー 飛び交う光のメッセージ」
2003: 「ひととロボット」展（国際交流基金、パリ日本文化会館）展示コーディネーター
2004: 「ネクスト：メディア・アートの新世代」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）セレクター
2004: 「イリヤ＆エミリア・カバコフ 私たちの場所はどこ？」展（森美術館）担当キュレーター
2004: SONARSOUND EXTRA 2004（恵比寿ガーデンプレイス）
2004: 「四方幸子イブニング｜EnigmaAnagma」（DEAFフェスティバル、ロッテルダム）
2005: 「Rock the Future」展（FACTセンター、リバプール）
2005: 「オープン・ネイチャー｜情報としての自然が開くもの」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2005: 日本におけるドイツ2005-06「モブラボ – 日独メディア・キャンプ」企画ディレクター
2005: 「Lib-LIVE! 学生コンソーシウム」（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2005: レクチャー＆リハーサル：「《「日々」のための音楽》by 三輪眞弘」＋ライヴ・パフォーマンス（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2006: ISEA 06 「Container Culture」展 （米国サンノゼ）平川紀道《DriftNet》をキュレーション
2006: 「コネクティング・ワールド｜創造的コミュニケーションに向けて」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2007: ICC開館10周年記念セッション・シリーズ
2007: 坂本龍一＋高谷史郎「LIFE – fluid, invisible, inaudible…」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC）
2008: 「ライト・[イン] サイト｜拡張する光、変容する知覚」 ]展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2009: 「ミッションG｜地球を知覚せよ！」展（Open Space 2009枠企画展、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2009: 「コープ・ヒンメルブラウ｜回帰する未来」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2010: メディアアート・フェスティバル「Interferenze Seeds Tokyo（IST）2010」企画ディレクション
2010: 仁川デジタルアート・フェスティバル（韓国）共同キュレーション
2010: カールステン・ニコライ＋マルコ・ペリハン「polar m[ポーラーエム]」（山口情報芸術センター）共同キュレーション
2010: 魚住剛「F」展（ASK ? P）
2011: 「プラスチックの過去・現在・未来」展（住友ベークライト株式会社、科学技術館）
2012: 新鋭メディアアーティスト・ジョイントタッグ「照準と流出」（art space kimura ASK? + ASK?P）
2012: サロン・エコゾフィー#1, #2（飯田橋・文明）
2012: 「Possible Water｜コモンズとしての未来」展（東京ドイツ文化センタ—）
2012: ソウル国際メディア・アート・ビエンナーレ「メディアシティ・ソウル 2012 SPELL ON YOU」（ソウル市美術館、韓国）共同キュレーション
2012: ウーバーモルゲン「クラフト｜エネルギーの学校」展（アーツ千代田3331）
2012: 新津保建秀個展 「＼風景+」（ヒルサイドフォーラム）
2013: スペシャルトーク「EVIL MEDIA COMPOSTED」（アツコバルー arts drinks talk＊プレオープン企画）
2013-2015: 渋谷のギャラリー「アツコバルー arts drinks talk」開廊アドバイザーおよび6展をキュレーション
2013: 「Money after Money｜信用ゲーム 2013」展（一般社団法人MAM、表参道Eye of GYRE）
2014: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2014」（アートフェア東京）
2014: 「オルタ-ナラティブ｜物語の編み目に」展（アツコバルー arts drinks talk）
2014: 札幌国際芸術祭2014 アソシエイト・キュレーター
2015: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2015」
2015: 映画「人類遺産」（ニコラウス・ゲイハルター監督、オーストリア）日本コーディネーター
2015: 「三上晴子と80年代」展 共同キュレーション（parabolica-bis）
2016: 「ダダイズム誕生100年」プログラム（スイス大使館） 企画・編集アドバイザー
2016: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2016」
2016: 「Synthetic Nature」展 共同キュレーション, 上映プログラム「Meta Ecologies. The World inside Us」キュレーター（「Eco Expanded City」）
2016: 「DA DA DA!：ハッキング・アート×ライフ」展（東京ドイツ文化センター）
2016: KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 キュレーター
2017: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2017」
2017: 連続個展「Critical Selfies」（gallery to plus）
2018:「コネクティング・データスケープ」展（xLAB/AMIT、日本科学未来館）
2018: 茨城県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト キュレトリアル・アドバイザー
2018: 「東京ビエンナーレ」（2020）企画ディレクター(~2019)
2019: オープン・ウォーター実行委員会ディレクター
2019: Montalvo Arts Center （米国サラトガ） 滞在キュレーター（~2022）
2020: 美術評論家連盟2020年度シンポジウム実行委員長
2020: アートプロジェクト「オープン・ウォーター〜水（＊）開く」
これらの展覧会やプロジェクトは、四方氏がメディアアートの分野においていかに重要な役割を果たしてきたかを物語っています。
四方氏は、上記以外にも多数の展覧会やプロジェクトに関わっており、その活動範囲は非常に広いです。森美術館では、「ハピネス」（開館記念展、2003）や「六本木クロッシング」（2004）などの大規模展も共同で担当しました。また、TOHO CINEMAS六本木ヒルズ館内での月替り映像プロジェクションのキュレーション（2003-2005）も手がけています。
ICCでは、「アート・ミーツ・メディア｜知覚の冒険」展（2005）や、年間展示「Open Space」（2006-2009）を共同キュレーションしました。新進アーティスト紹介コーナー「emergencies!」では、山川 K. 尚子、比嘉了、谷口暁彦、多田ひと美、voice.zeroといった若手アーティストを紹介しています。
四方幸子 (@shikatouch) - X（旧Twitter）
四方幸子の活動は、現代におけるアートの役割や可能性を問い続け、常に最先端の表現を追求する姿勢を示しています。その多岐にわたる活動は、メディアアートだけでなく、現代美術全体に大きな影響を与え続けています。
四方氏は、情報技術を媒介とした自然・社会・精神の相互作用を促進する概念「環境的無意識」を提唱しています。この概念は、データ、水、人、動植物、気象といった要素を「情報の流れ」として捉え、メディアアート、現代美術、そして自然・社会科学といった分野を横断するリサーチに基づいています。彼女の活動は、アートとテクノロジーが交差する領域で、新たな表現や認識のあり方を模索するものです。
生い立ちとキャリア
京都府綾部市出身の四方氏は、都留文科大学文学部英文学科を卒業しました。1982年からは、ヨーゼフ・ボイスに関するマガジンの出版に携わったことが、彼女のキャリアの初期における重要な経験となりました。1984年から1986年には、原宿ビブレ21の広報・アート担当として、館内展示や公募展の企画運営に携わりました。
1986年のデュッセルドルフ滞在を経て、1987年からフリーランスのライターおよびキュレーターとしての活動を開始。SUNTORY ART BOX（銀座ソニービル）などでキュレーションを担当。1989年には西ベルリンに滞在し、ベルリンの壁崩壊という歴史的な瞬間に立ち会いました。1990年から2001年までは、キヤノン株式会社の文化支援プログラムであるキヤノン・アートラボで、阿部一直と共にキュレーターとして、デジタルテクノロジーを駆使した実験的なアート作品の制作を支援しました。
その後も、スイスの出版社G+B Arts International日本アドバイザー（1993-1998）、資生堂ネットギャラリーCyGnetのゲストキュレーター（1997-2003）、森美術館アソシエイトキュレーター（2002-2004）、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の学芸員（2004-2010）を歴任。2010年以降は、フリーランスとして活動しています。
四方氏は、アートと情報環境の関係をテーマに、実験的な展覧会、プロジェクト、ライブなどを数多く手がけてきました。2021年には、女性として初めて美術評論家連盟の会長に就任し、美術界におけるその影響力はさらに増しています。
主な展覧会・プロジェクト
四方氏がキュレーションやコーディネーターとして関わった展覧会・プロジェクトは多岐にわたります。以下に主なものを列挙します。
1988: 「光の子」object 福田寛（246CLUB）
1989: 福田寛 オブジェ展（西武百貨店船橋店 SEED by /アート・スポット）
1990: 「インゴ・ギュンター ワールド・プロセッサー」展（P3 art and environment）コーディネート
1991: 「ARTLAB」（アートラボ第１回企画展、TEPIA）中原浩大、福田美蘭、コンプレッソ・プラスティコ
1991: ロルフ・ユリウス「wind」展（P3 art and environment）共同キュレーション
1992: 「ARTLAB2」（アートラボ第２回企画展、ニューピアホール）ヘラルド・ファン・ダー・カープ、Mission Invisible
1993: ウルリーケ・ガブリエル「パーセプチュアル・アリーナ」（アートラボ第３回企画展、ヒルサイドプラザ）
1994: 古橋悌二「LOVERS – 永遠の恋人たち」（アートラボ第4回企画展、ヒルサイドプラザ）
1995: 三上晴子「モレキュラー クリニック 1.0 on the Internet」（アートラボ第5回企画展、オンライン）
1995: ジョイント・パフォーマンス ユリウスx和田淳子「breathing」（主催：breathing実行委員会、会場：P3 art and environment）
1996: 三上晴子「モレキュラー インフォマティクス：視線のモルフォロジー」（アートラボ第6回企画展、ヒルサイドプラザ）
1996: 「アトピック・サイト」（東京シーサイドフェスタ）共同キュレーション
1997: 「Maniacs of Disappearance」（国際交流基金）共同キュレーション
1997: クリスティアン・メラー「ヴァーチャル・ケージ」展（アートラボ第3回プロスペクト展、東長寺講堂P3）
1997: 「サウンド・ガーデン」展（ワコールアートセンター／東京ドイツ文化センター、スパイラルガーデン）共同キュレーション
1997: ノウボティック・リサーチ「IO_DENCIES：都市への問い」 （アートラボ第7回企画展、ヒルサイドプラザ）
1998: Manifestation Internationalフェスティバル（カナダ・モントリオール）津田佳紀をキュレーション
1998: 江渡浩一郎「SoundCreatures」（アートラボ第8回企画展、ヒルサイドプラザ）
1998-2002: 資生堂サイバーアートギャラリー「CyGnet」ゲストキュレーター
1999: Manifestation International フェスティバル（カナダ・モントリオール）前林明次《Sonic Interface》をキュレーション
1999: 関口敦仁「分離する身体」（アートラボ第9回企画展、ヒルサイドプラザ）
1999: ミシャ・クバル「パワー・オブ・コード ー 対話のスペース」（東京国立博物館）
1999-2001: アーティスト・イニシアティヴ「コマンドN」ネットワークメンバー
2000: 「Protocollision ー 日蘭オンライン・コラボレーション」共同キュレーション
2000: カールステン・ニコライ＋マルコ・ペリハン「polar」 （アートラボ第10回企画展、ヒルサイドプラザ）
2001-2005: 「Kingdom of Piracy」（ネットプロジェクトおよび世界各地で展示やプロジェクト）共同キュレーション
2002: 「アート.ビット コレクション展」（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）企画協力
2002: 森美術館プレオープンプロジェクト「OPEN MIND」
2003: 山口情報芸術センター ラファエル・ロサノ＝ヘメル「アモーダル・サスペンション ー 飛び交う光のメッセージ」
2003: 「ひととロボット」展（国際交流基金、パリ日本文化会館）展示コーディネーター
2004: 「ネクスト：メディア・アートの新世代」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）セレクター
2004: 「イリヤ＆エミリア・カバコフ 私たちの場所はどこ？」展（森美術館）担当キュレーター
2004: SONARSOUND EXTRA 2004（恵比寿ガーデンプレイス）
2004: 「四方幸子イブニング｜EnigmaAnagma」（DEAFフェスティバル、ロッテルダム）
2005: 「Rock the Future」展（FACTセンター、リバプール）
2005: 「オープン・ネイチャー｜情報としての自然が開くもの」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2005: 日本におけるドイツ2005-06「モブラボ – 日独メディア・キャンプ」企画ディレクター
2005: 「Lib-LIVE! 学生コンソーシウム」（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2005: レクチャー＆リハーサル：「《「日々」のための音楽》by 三輪眞弘」＋ライヴ・パフォーマンス（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2006: ISEA 06 「Container Culture」展 （米国サンノゼ）平川紀道《DriftNet》をキュレーション
2006: 「コネクティング・ワールド｜創造的コミュニケーションに向けて」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2007: ICC開館10周年記念セッション・シリーズ
2007: 坂本龍一＋高谷史郎「LIFE – fluid, invisible, inaudible…」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC）
2008: 「ライト・[イン] サイト｜拡張する光、変容する知覚」 ]展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2009: 「ミッションG｜地球を知覚せよ！」展（Open Space 2009枠企画展、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2009: 「コープ・ヒンメルブラウ｜回帰する未来」展（NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]）
2010: メディアアート・フェスティバル「Interferenze Seeds Tokyo（IST）2010」企画ディレクション
2010: 仁川デジタルアート・フェスティバル（韓国）共同キュレーション
2010: カールステン・ニコライ＋マルコ・ペリハン「polar m[ポーラーエム]」（山口情報芸術センター）共同キュレーション
2010: 魚住剛「F」展（ASK ? P）
2011: 「プラスチックの過去・現在・未来」展（住友ベークライト株式会社、科学技術館）
2012: 新鋭メディアアーティスト・ジョイントタッグ「照準と流出」（art space kimura ASK? + ASK?P）
2012: サロン・エコゾフィー#1, #2（飯田橋・文明）
2012: 「Possible Water｜コモンズとしての未来」展（東京ドイツ文化センタ—）
2012: ソウル国際メディア・アート・ビエンナーレ「メディアシティ・ソウル 2012 SPELL ON YOU」（ソウル市美術館、韓国）共同キュレーション
2012: ウーバーモルゲン「クラフト｜エネルギーの学校」展（アーツ千代田3331）
2012: 新津保建秀個展 「＼風景+」（ヒルサイドフォーラム）
2013: スペシャルトーク「EVIL MEDIA COMPOSTED」（アツコバルー arts drinks talk＊プレオープン企画）
2013-2015: 渋谷のギャラリー「アツコバルー arts drinks talk」開廊アドバイザーおよび6展をキュレーション
2013: 「Money after Money｜信用ゲーム 2013」展（一般社団法人MAM、表参道Eye of GYRE）
2014: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2014」（アートフェア東京）
2014: 「オルタ-ナラティブ｜物語の編み目に」展（アツコバルー arts drinks talk）
2014: 札幌国際芸術祭2014 アソシエイト・キュレーター
2015: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2015」
2015: 映画「人類遺産」（ニコラウス・ゲイハルター監督、オーストリア）日本コーディネーター
2015: 「三上晴子と80年代」展 共同キュレーション（parabolica-bis）
2016: 「ダダイズム誕生100年」プログラム（スイス大使館） 企画・編集アドバイザー
2016: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2016」
2016: 「Synthetic Nature」展 共同キュレーション, 上映プログラム「Meta Ecologies. The World inside Us」キュレーター（「Eco Expanded City」）
2016: 「DA DA DA!：ハッキング・アート×ライフ」展（東京ドイツ文化センター）
2016: KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 キュレーター
2017: 「AMIT（Art, Media and I, Tokyo）2017」
2017: 連続個展「Critical Selfies」（gallery to plus）
2018:「コネクティング・データスケープ」展（xLAB/AMIT、日本科学未来館）
2018: 茨城県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト キュレトリアル・アドバイザー
2018: 「東京ビエンナーレ」（2020）企画ディレクター(~2019)
2019: オープン・ウォーター実行委員会ディレクター
2019: Montalvo Arts Center （米国サラトガ） 滞在キュレーター（~2022）
2020: 美術評論家連盟2020年度シンポジウム実行委員長
2020: アートプロジェクト「オープン・ウォーター〜水（＊）開く」
これらの展覧会やプロジェクトは、四方氏がメディアアートの分野においていかに重要な役割を果たしてきたかを物語っています。
その他の活動
四方氏は、上記以外にも多数の展覧会やプロジェクトに関わっており、その活動範囲は非常に広いです。森美術館では、「ハピネス」（開館記念展、2003）や「六本木クロッシング」（2004）などの大規模展も共同で担当しました。また、TOHO CINEMAS六本木ヒルズ館内での月替り映像プロジェクションのキュレーション（2003-2005）も手がけています。
ICCでは、「アート・ミーツ・メディア｜知覚の冒険」展（2005）や、年間展示「Open Space」（2006-2009）を共同キュレーションしました。新進アーティスト紹介コーナー「emergencies!」では、山川 K. 尚子、比嘉了、谷口暁彦、多田ひと美、voice.zeroといった若手アーティストを紹介しています。
外部リンク
四方幸子 (@shikatouch) - X（旧Twitter）
四方幸子の活動は、現代におけるアートの役割や可能性を問い続け、常に最先端の表現を追求する姿勢を示しています。その多岐にわたる活動は、メディアアートだけでなく、現代美術全体に大きな影響を与え続けています。
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