囲碁アマチュア竜星戦

囲碁アマチュア竜星戦（世界アマ日本代表決定戦）とは

囲碁アマチュア竜星戦は、アマチュア囲碁棋士を対象とした棋戦であり、正式名称を「囲碁アマチュア竜星戦（世界アマ日本代表決定戦）」といいます。この大会は、アマチュア棋士にとって、世界への扉を開く重要な機会となっています。

歴史

2002年に「全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会」としてスタートしました。その後、2012年に「囲碁アマチュア竜星戦」に改名。2019年からは「囲碁・将棋チャンネル杯世界アマ日本代表決定戦」を合併し、現在の名称となりました。この合併により、大会の規模が拡大し、より多くの棋士が参加するようになりました。

大会の方式

大会は、以下の予選を通過した棋士と、前回大会の成績優秀者（最大64名）によって、11月下旬に全国大会が行われます。全国大会の模様は囲碁・将棋チャンネルで放送されます。

1. 都道府県大会: 各都道府県の代表1名、計47名が全国大会に進出します。
2. ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会: インターネットで行われる本戦の勝ち上がり者4名が全国大会に進出します。
3. スカパー！杯ネット囲碁選手権大会: 日本棋院ネット対局「幽玄の間」で行われる本戦のベスト4が全国大会に進出します。

合併初年度の2019年（第18回）は、前回の「囲碁アマチュア竜星戦」上位2名に加え、「世界アマ日本代表決定戦」の過去10年間の優勝者（最大7名）も全国大会に出場しました。

大会の特徴

全国大会でベスト4以上の成績を収めた棋士には、プロ棋士が参加する竜星戦の予選への出場権が与えられます。これは、アマチュア棋士にとってプロへの道が開ける大きなチャンスとなります。

過去の優勝者

以下に、過去の優勝者を記します。

2002年: 大沢伸一郎
2003年: 石川展行
2004年: 日高雅博
2005年: 岩井理直
2006年: 永代和盛
2007年: 金井洋龍
2008年: 趙錫彬
2009年: 伊達昌希
2010年: 伊達昌希
2011年: 趙錫彬
2012年: 洪奭義
2013年: 洪奭義
2014年: 洪奭義
2015年: 小野慎吾
2016年: 諸留康博
2017年: 諸留康博
2018年: 諸留康博
2019年: 森川舜弐
2020年: 新型コロナウイルス感染拡大により中止
2021年: 同上
2022年: 同上

主催・共催・後援

主催: 囲碁・将棋チャンネル、日本棋院、各ケーブルテレビ局、スカパー!
共催: パンダネット
後援: 関西棋院

関連大会

2013年からは、各ケーブルテレビで行われていた子供大会が「囲碁ジュニア竜星戦」に改称され、実施されています。

参考文献

『囲碁年鑑』日本棋院

外部リンク

囲碁将棋チャンネル「囲碁アマチュア竜星戦」
* アマ大会一覧 日本棋院

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