国吉佑樹

国吉佑樹とは

国吉佑樹（くによし ゆうき）は、1991年9月24日生まれのプロ野球選手で、大阪府枚方市が出身地です。投手として活躍しており、右投げ・右打ちのスタイルが特徴です。現在は千葉ロッテマリーンズに所属しており、多彩な投球術と素晴らしいストレートでピッチングを展開しています。

経歴

プロ入り前

国吉選手は小学2年生の頃に野球を始めました。軟式野球のチーム「桜丘北ウインズ」でエースとして活躍し、中学校では名門のボーイズリーグ「オール枚方」に所属していました。高校は熊本県の秀岳館高校に進学し、2年生の春から控え投手になるも、甲子園には出場できずにいました。

2009年のドラフトで横浜ベイスターズから育成1位指名を受け、プロ入りを果たします。入団時は背番号111で、支度金200万円、年俸240万円で契約しました。

横浜・DeNA時代

2010年には怪我に悩まされ、イースタン・リーグでは5試合の登板にとどまりましたが、2011年には支配下登録をされると、徐々に一軍でも活躍を見せました。特に、2012年には自己初の開幕ローテーションに入り、4勝を挙げました。

しかし、2013年には腰痛や二軍降格も経験し、2014年以降はリリーフとしての起用が増える中、セーブやホールドを記録するようになりました。2015年には3勝2敗1セーブを記録するも、成績は波がありました。

ロッテ移籍

2021年にはトレードにより千葉ロッテマリーンズに移籍し、背番号は92となりました。移籍後はセットアッパーとして重要な役割を担い、結果を残しました。2022年は出場機会が限られましたが、2023年には再び活躍の場を得る機会がありました。

選手としての特徴

国吉選手は、196cmという長身から放たれる最速161km/hのストレートが最大の武器です。自身が持つストレートを活かすために、筋力トレーニングにも真剣に取り組んでおり、特にオーストラリアでの留学経験が彼の成長を促しました。彼はストレートだけでなく、カットボールやツーシームを駆使した多彩な投球が特徴で、コントロール改善にも努めています。

家族と人物

国吉選手は祖父がアメリカ人のクォーターで、実父は沖縄出身です。プライベートでは、タレントの桐山紗知さんと結婚し、4人の子供に恵まれています。愛称は「クニ」と呼ばれ、オフの時期には家庭を大事にする温かい一面を見せています。

エピソード

話題になるエピソードとして、2012年の試合中に友利結コーチのユニフォームを着用したことが挙げられます。自身のユニフォームを宿泊先に忘れてしまったためのハプニングで、実際に友利コーチの体格に近いサイズを選んだことで、ファンやメディアに尋ねられることが多いエピソードとなりました。

まとめ

国吉佑樹選手の投手としての成績と人柄は多くのファンに愛されています。今後の活躍にも期待が寄せられ、千葉ロッテマリーンズの戦力としての成長が待たれます。

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