国府町桜間

国府町桜間（こくふちょうさくらま）は、徳島県徳島市の北西部に位置し、南井上地区に属する町名です。2010年11月時点の徳島市の調査によると、人口は206人、世帯数は69世帯となっています。郵便番号は〒779-3114です。

地理

国府町桜間は、飯尾川右岸の自然堤防帯に立地する平地農村です。標高は5.6〜7.0mで、平坦な地形が広がっています。北は昭和9年の瀬替え改修以前の飯尾川の旧河道、東は国府町池尻、南は国府町敷地、西は名西郡石井町と接しています。

町内には、用水路として桜間川が流れ、道路や畦畔が格子状に走る、整然とした景観が特徴です。この水路は農業用水として利用され、豊かな田園風景を支えています。

主な小字:

関ノ本
銭亀
登々路
万ノ内
宮ノ本
家内田

歴史

国府町桜間の歴史は、1967年（昭和42年）に大きく変わります。この年、名東郡国府町が徳島市に編入され、現在の「国府町桜間」という町名が誕生しました。それ以前は、国府町の一部として歴史を刻んできたと考えられます。

交通

国府町桜間には、以下の都道府県道が通っています。

徳島県道30号徳島鴨島線：徳島市と吉野川市鴨島町を結ぶ主要な道路です。
徳島県道206号西黒田中村線
* 徳島県道230号第十白鳥線

これらの道路は、地域住民の生活を支える重要な交通インフラとなっています。公共交通機関については詳細な情報がありませんが、これらの道路を通るバスなどが利用されている可能性があります。

まとめ

国府町桜間は、徳島市の北西部に位置する、自然豊かな平地農村です。飯尾川の恵みを受け、格子状に走る水路と畦畔が特徴的な景観を形成しています。歴史的には、国府町の編入を経て徳島市の一部となり、現在に至っています。主要な都道府県道が通り、地域住民の生活を支えています。

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