国東市民病院

国東市民病院：地域医療を支える拠点

大分県国東市に位置する国東市民病院は、市が運営する市立病院として、地域住民の健康維持・増進に貢献しています。昭和32年、安岐町国民健康保険病院として開院して以来、地域医療の中核を担い、時代とともに発展を遂げてきました。

幅広い診療科と充実した医療体制

国東市民病院では、内科、外科、小児科、リハビリテーション科、泌尿器科、透析科、麻酔科、脳神経外科、歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線科、精神科、皮膚科、リウマチ・膠原病科など、幅広い診療科が設置されています。それぞれの専門分野において経験豊富な医師や医療スタッフが、患者一人ひとりに最適な医療を提供することに尽力しています。急性期医療から慢性期医療まで、切れ目のない医療サービスの提供を目指しています。

ただし、整形外科と産婦人科は現在休止となっています。これらの科の再開については、今後の状況を鑑みながら検討が進められているものと思われます。

病院の歴史

国東市民病院の歴史は長く、昭和32年、安岐町の地に安岐町国民健康保険病院としてその歴史が始まりました。その後、昭和51年には東国東郡5町村による広域市町村圏事務組合立の東国東地域広域国保総合病院へと移行。そして平成18年3月31日、国東市の発足に伴い、現在の国東市民病院となりました。

長い歴史の中で、病院は幾度かの改築や設備の更新を重ね、常に最新の医療技術を取り入れ、地域住民の健康ニーズに対応する体制を整えてきました。今後も、地域社会の医療ニーズに応えながら、安全で質の高い医療を提供し続けることが求められています。

地域医療への貢献

国東市民病院は、国東市の医療の中心として、地域住民の健康を守る上で重要な役割を担っています。救急医療への対応はもちろんのこと、予防医療や健康増進に関する啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

高齢化が進む地域において、在宅医療との連携強化も重要な課題となっています。国東市民病院では、訪問診療や地域包括ケアシステムへの参加などを通じて、地域住民が安心して暮らせる環境づくりに貢献しています。

今後とも、地域住民の健康を守るため、医療技術の向上、医療従事者の育成、そして地域との連携強化に努めていくことが期待されます。国東市民病院は、地域医療を支える重要な拠点として、その役割を果たし続けていくことでしょう。

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