国民会議 (南アフリカ)

国民会議（Congress of the People, COPE）は、南アフリカ共和国の政党です。英語名称の頭文字を取り「COPE」と略されます。議長は、初代議長であるモシワ・レコタが務めています。モシワ・レコタは、かつて国防相を務めた人物です。人民会議と訳されることもあります。

概要

2008年、当時の大統領であったターボ・ムベキを辞任に追い込んだ、ジェイコブ・ズマを中心とするアフリカ民族会議（ANC）執行部の政治方針に反発したモシワ・レコタらがANCを離党し、新たに結成しました。主な支持基盤は、黒人の中間層および富裕層です。経済成長路線の継続を主要な政策として掲げています。

ANCの路線に不満を持つ人々によって設立された背景から、ANCの政治的影響力に対抗する勢力として注目されています。南アフリカの政治において、重要な役割を果たしています。

政策

経済成長を重視する政策を掲げており、投資の促進や雇用の創出を目指しています。また、教育や医療などの公共サービスの改善にも力を入れています。汚職対策にも積極的に取り組む姿勢を示しており、透明性の高い政治の実現を目指しています。

支持基盤

黒人の中間層および富裕層が主な支持基盤ですが、他の層からの支持も広げようと活動しています。地域社会との連携を重視し、草の根運動を展開することで、幅広い層からの支持を獲得しようとしています。

関連項目

アフリカ民族会議

外部リンク

Congress of the People（公式サイト）（英語）)

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