国立病院機構山形病院

独立行政法人国立病院機構山形病院の概要

独立行政法人国立病院機構山形病院は、山形県山形市に位置する医療機関で、株式会社国立病院機構が運営しています。この病院は、もともと国立療養所山形病院として知られており、神経・筋疾患、呼吸器疾患、そして重症心身障害の専門的な医療を提供する施設です。また、病院内には看護学校が併設されており、地域の医療従事者の育成にも力を入れています。さらに、隣接する山形県立山形養護学校では、入院している学生が通学できる環境が整っています。

歴史的背景

この病院の歴史は、1974年10月1日にさかのぼります。国立療養所左沢光風園と国立療養所山形晴山荘が統合されて、国立療養所山形病院が設立されました。その後、2001年1月6日には厚生労働省へ移管され、2004年4月1日には独立行政法人国立病院機構が発足したことに伴い、現在の名称に改称されています。加えて、2012年12月2日には新しい病棟が稼働し、より多くの患者に対応できる体制が整備されました。

診療科の紹介

山形病院では、さまざまな診療科が設けられており、以下の診療科に対応しています。

• - 内科
• - 神経内科
• - 呼吸器科
• - 小児科
• - 小児精神科
• - てんかんセンター
• - リハビリテーション科
• - 糖尿病専門外来
• - 頭痛/めまい/しびれ外来
• - 歯科
• - 耳鼻科
• - 整形外科
• - 循環器科
• - 皮膚科
• - 高次脳機能障がい外来

これらの診療科は、それぞれ異なる専門性を持ち、多様な患者のニーズに応えるために設けられています。

医療機関の指定

また、山形病院は以下の医療機関としても公式に指定されています。

• - 保険医療機関
• - 労災保険指定医療機関
• - 身体障害者福祉法に基づく指定医がいる医療機関
• - 生活保護法の指定医療機関
• - 結核指定医療機関
• - 特定疾患治療研究事業委託医療機関
• - 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
• - 第二種感染症指定医療機関

これにより、さまざまな疾患に対して特化した支援と治療が行われていることが特徴です。

交通アクセス

病院へのアクセスは、JR東日本の山形駅から山交バスが利用可能で、山形病院行きのバスに乗車し、終点で下車します。また、寒河江や谷地方面からのバスもあり、山形病院口で下車後、徒歩4分程で到着します。このように、地域の交通網と連携を取りながら、患者に利便性の高いアクセスを提供しています。

まとめ

国立病院機構山形病院は、専門的な医療を通じて地域社会に貢献する医療機関であり、患者のニーズに応じた多面的な医療サービスを提供しています。また、関連する教育機関とも協力し、医療の質向上に努めています。

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