国道4号 (台湾)

国道4号（台中環線）

国道4号は、一般的に「台中環線」として知られる、台中市とその周辺を結ぶ自動車専用道路です。この道路は、台中都市圏の交通を円滑にするために重要な役割を果たしており、全線で制限速度90km/hが設定されています。

概況

国道4号は、大きく分けて北線と南線で構成されています。

北線: 西側から台中市清水区、神岡区、豊原区を通過します。この区間は、以前は台中生活圏1号線として計画されていたものが整備されたものです。既に完成しており、中港ジャンクションでフォルモサ高速公路（国道3号）と、台中ジャンクションで高速道路1号と接続しています。これにより、台中市へのアクセスが大幅に向上しています。
南線: 台中市豊原区、潭子区を通過する予定で、以前は台中生活圏5号線として計画されていました。現在、計画段階にあり、将来的に潭子ジャンクションで台74線（台中生活圏2号線）と接続する予定です。南線の開通により、台中都市圏の交通網はさらに拡充される見込みです。

歴史

国道4号は、開通以来、制限速度の変更や延伸が行われてきました。

2001年11月: 全線が開通。当初の制限速度は80km/hでした。
2002年10月: 中港ジャンクション以東の区間で制限速度が90km/hに変更されました。
2003年4月: 全線で制限速度が90km/hに統一されました。
2012年6月: 全線で制限速度が100km/hに引き上げられました。これは、道路の改良や交通量の増加に伴う措置でした。
2018年10月: 台中環線神岡后里線が開通しましたが、この区間の制限速度は70km/hに設定されています。

設備

国道4号には、以下の設備が設置されています。

インターチェンジ: 4ヶ所
ジャンクション: 2ヶ所
トンネル: 3ヶ所
料金所: なし
休憩所: なし

車線・最高速度

全線で制限速度は90km/h（一部区間を除く）です。詳細は、上記「歴史」の項目を参照してください。

外部リンク

* 國道高速公路局（要Big5フォント、英語ページ有り）

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