園木邦弥

園木 邦弥（そのき くにや）

概要

ジャパンラグビーリーグワンに加盟する日野レッドドルフィンズでプレーするラグビー選手。愛知県出身で、1994年6月10日に生まれた。主なポジションはセンター（CTB）。中学時代にラグビーと出会い、高校からはラグビーに専念。大学ラグビー界の強豪である帝京大学を経て、トップリーグ（現リーグワン）の舞台へ進んだ。

プロフィール

愛知県で育った園木邦弥は、身長175センチ、体重95キロという、センターとしてフィジカルコンタクトに強みを発揮できる体躯を持つ。その実力は早くから評価されており、学生時代には東海地区の選抜メンバーにも名を連ねた経験がある。彼の家族には、同じくラグビー経験者である兄の園木佑弥氏がいる。佑弥氏は中部大学春日丘高校から青山学院大学に進み、ラグビーに取り組んだ経歴を持つ。

略歴

園木邦弥のラグビーキャリアは、中学校時代に始まった。当時はサッカーとラグビーの両方の競技に打ち込んでいたが、中部大学春日丘高校へ進学するにあたり、ラグビー競技に専念する決断をした。高校時代には、後に日本代表としても活躍する姫野和樹氏と同級生であり、共に汗を流した。2013年に春日丘高校を卒業後、大学ラグビー界で圧倒的な強さを誇っていた帝京大学へ進学。ここでも姫野和樹氏と再び同級生となり、レベルの高い環境で自身のスキルとフィジカルを磨き上げた。帝京大学ラグビー部の一員として、多くの経験を積んだ。

大学での4年間を終え、2017年に帝京大学を卒業。同年、当時のジャパンラグビートップリーグに所属していた日野自動車レッドドルフィンズ（現在の名称は日野レッドドルフィンズ）への加入が決定し、プロラグビー選手としてのキャリアをスタートさせた。チームに加入後、日々のトレーニングと努力を続け、公式戦デビューの機会をうかがった。

プロキャリアにおける記念すべき公式戦初出場は、2020年1月25日に秩父宮ラグビー場で行われたジャパンラグビートップリーグ2020の第3節、トヨタ自動車ヴェルブリッツとの試合であった。この重要な一戦に、彼は先発メンバーとして出場。トップレベルの舞台で自身のプレーを披露し、プロ選手としての第一歩を力強く踏み出した。

以来、日野レッドドルフィンズのメンバーとして、主にセンターのポジションでチームに貢献し続けている。ジャパンラグビーリーグワンへと移行した現在も、チームの勝利のために奮闘する彼の活躍が期待されている。

関連情報

愛知県出身の人物として、同郷の多くのスポーツ選手や著名人と肩を並べる存在である。
中学・高校時代を過ごした中部大学春日丘中学校・高等学校は、ラグビー強豪校として知られる。
大学時代に所属した帝京大学ラグビー部は、大学選手権で前人未到の9連覇を達成するなど、輝かしい歴史を持つ。
現在所属するのは、ジャパンラグビーリーグワン ディビジョン2に所属する日野レッドドルフィンズである。
中部大学春日丘高校および帝京大学での同級生には、日本代表としても活躍する姫野和樹氏がいる。

外部リンク

日野レッドドルフィンズの公式サイトには、選手のプロフィールなどが掲載されている。
本人のX（旧Twitter）やInstagramアカウントを通じて、日々の活動やラグビーへの思いが発信されている。
帝京大学ラグビー部のウェブサイトでも、OB選手として紹介されている場合がある。

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