土光真代

土光真代（どこう まよ）

土光真代は、1996年5月3日生まれの埼玉県戸田市出身の女子サッカー選手で、現在はINAC神戸レオネッサに所属しています。彼女のポジションはディフェンダーであり、その卓越した守備能力が評価されています。

経歴

ユース時代

彼女はサッカーに、兄の影響を受けて興味を持つようになり、若い頃からスポーツを楽しんできました。小学生の時期には、戸田南FCスポーツ少年団や戸木南ボンバーズFCでプレーし、その中には長谷川唯という有名な選手も在籍していました。12歳の時、彼女は日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナに入団するためのセレクションを受け、見事に一次試験をパスして合格。特にこれは、同組織で活躍した永里優季以来となる快挙でした。

シニアキャリア

2012年には成立学園高等学校に入学し、メニーナからトップチームのベレーザに昇格しました。同じく同期の選手としては隅田凜や籾木結花らがいます。2015年4月に十文字学園女子大学に進学し、健康栄養学科に在籍しながらサッカーを続けました。2020年にはクラブ側から副キャプテンに任命されましたが、シーズン中に膝の大きな怪我に悩まされ、そこからの復帰に時間がかかりました。2022年の6月には、INAC神戸レオネッサへの完全移籍が発表されました。

代表歴

土光は、国際舞台でも才能を発揮しています。彼女は2011年に中国で行われたAFC U-16女子選手権に参加し、日本代表の優勝に寄与しました。さらに、2012年にはU-17日本女子代表としてワールドカップに出場する予定でしたが、飛び級でU-20日本女子代表に選ばれ、センターバックとして銅メダル獲得に貢献。この成績により、彼女の出身地である戸田市から栄誉ある『戸田市スポーツ栄誉賞』が授与されました。

個人成績

クラブ

彼女のクラブでの初出場は、2012年4月15日、なでしこリーグの福岡J・アンクラス戦においてでした。そして、2017年9月3日には自身初の得点を挙げます。2021年にはWEリーグにおける初出場を果たし、2023年4月には国内リーグ戦で100試合出場を達成しました。

代表

日本代表としての初出場は2018年のブラジル戦で、出場した主な大会には、2012 FIFA U-20女子ワールドカップや、2018 トーナメント・オブ・ネーションズ、2020 シービリーブスカップなどが含まれます。

タイトル

クラブ

• - 日テレ・メニーナ: 全日本女子ユース (U-18) サッカー選手権大会 2回優勝
• - 日テレ・ベレーザ / 日テレ・東京ヴェルディベレーザ: 日本女子サッカーリーグ 5回
• - 皇后杯 JFA 全日本女子サッカー選手権大会 5回
• - INAC神戸レオネッサ: 皇后杯 JFA 全日本女子サッカー選手権大会 1回

代表

• - U-16日本代表: AFC U-16女子選手権 優勝（2011年）

個人

• - なでしこリーグ ベストイレブン: 1回（2019年）
• - WEリーグ 優秀選手賞: 2回（2022-23、2023-24年）

土光はその多才な能力と強靭な精神力で、今後もさらなる活躍が期待される選手です。

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