土居志央梨

土居 志央梨（どい しおり）

土居志央梨は1992年7月23日に福岡県で生まれ、現在はファザーズコーポレーションに所属する日本の女優です。彼女は京都造形芸術大学の映画学科俳優コースを卒業した5期生でもあります。

略歴

志央梨は、3歳からクラシックバレエを始め、15年間のバレエ経験を通じて数多くの公演に出演しました。高校卒業を前に、バレエ一筋ではなく幅広い演技を学ぶため、大学へ進学することを選択しました。在学中に行った舞台に主演し、2011年にはTBSの『水戸黄門 第43部』最終回にて将軍の側室役を務め、演技が注目されることとなります。

2013年には映画『彌勒 MIROKU』で映画デビューを果たし、その後も岩松了が演出する舞台『泡 -流れつくガレキに語りかけたこと』に出演し続けました。大学4年生の時に映画『赤い玉、』に出演し、濡れ場を含む大胆な演技で話題を呼びます。2015年春に大学を卒業後、東京に上京し、本格的な女優活動を開始しました。

2018年8月に商業舞台『グレーテルとヘンゼル』で5歳児役を演じ、初の主演を果たすなど、年々その存在感を増していきます。また、2020年に放送されたNHKの連続テレビ小説『おちょやん』に出演し、2024年には『虎に翼』で男装の強面な同級生を演じるなどしています。

人物

土居の身長は168cm、体重52kgで、スリーサイズはB83cm、W63cm、H87cmです。彼女はO型であり、趣味には生演奏での歌唱があり、特技にはクラシックバレエとピアノが含まれます。俳優の永瀬正敏は、土居の演技に関して「独特な色彩を持ち、彼女の天性のリズム感が個性として表れている」と評価し、今後の活躍に期待しています。

主な出演作品

映画

• - 『彌勒 MIROKU』（2013年） - 江美留の友人N役
• - 『赤い玉、』（2015年） - 加藤愛子役
• - 『リバーズ・エッジ』（2018年） - 小山ルミ役

テレビドラマ

• - 『水戸黄門 第43部』最終回（2011年） - お芳役
• - 『相棒 season15』第6話（2016年） - 瀬戸はるか役
• - 『おちょやん』(2020年) - 富士子役

舞台

• - 『ゴドーを待ちながら』（2012年）
• - 『グレーテルとヘンゼル』（2018年、主演）
• - 『夜への長い旅路』（2021年）

土居志央梨は、今後も多様な役柄でその存在感を発揮し続けることでしょう。彼女の独自の演技スタイルやバレエのバックグラウンドが、どのように映画や舞台に活かされるのか、目が離せません。

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