土屋昌巳

土屋 昌巳（つちや まさみ）

1952年8月22日、静岡県富士市に生まれた土屋昌巳は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン、音楽プロデューサー、ギタリストとして広く知られています。彼はロックバンド「一風堂」のリーダー、ボーカル、ギタリストとしても多くのファンに支持されており、特に1982年のヒット曲「すみれ September Love」での存在感は強く印象に残ります。

音楽キャリアの始まり

家庭にクラシックピアノの影響を受けつつも、ロックやギター関連の音楽に魅了された土屋は、父親の反対にあいながらも深夜にこっそりとギターの練習を重ねました。15歳で家を出た土屋は、ボブ・ディランの歌を意識しながら上京する決意を固めました。その後、アーティストとしての道を確立すべく、日本大学芸術学部に在籍しながら音楽活動を続けます。

1970年代にはスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始し、バックバンドとして多数のアーティストをサポートする中で、1978年には見岳章、藤井章司、平田謙吾とともに「一風堂」を結成しました。このバンドは1984年まで活躍し、特に日本国内外でのツアーやレコーディングを行い、多くのファンに情熱的な音楽を届けました。

ソロ活動とプロデュース業

1985年以降、土屋はソロ活動に焦点を当て、数々の楽曲をリリースします。代表的なソロシングルには「スターライト・シャワー」や「東京バレエ」があります。1990年代には、THE BLANKEY JET CITYやGLAYなどのプロデュースに関わり、アーティストの音楽制作に多大なる影響を与え続けました。

ロンドンへの移住後、土屋はさらに音楽活動の幅を広げ、ビクター音楽出版にて新たなプロジェクトを展開しました。そして、2001年には新たなバンド「The d.e.p」を結成、さらにはVITAMIN-Q featuring ANZAのメンバーとしても参加しました。

パーソナルライフ

ロンドンには約14年間居住したが、海外での生活は文化面での挑戦も伴いました。2003年に帰国後は、日本で音楽を創り出し続けています。趣味として愛猫のKIKIとの生活を大切にし、また自身の健康を維持するためにベジタリアンを続けています。彼の体型もデビュー時から変わらず、今でも非常にスリムな体型を保っています。

音楽活動の多様性

土屋昌巳は音楽だけでなく、テレビや映画、ドラマなど幅広いメディアへも出演し、音楽界における多才さを示しました。さまざまなアーティストとのコラボレーションやプロデュース活動を通して、日本の音楽シーンにおいて影響力のある存在であり続けています。

まとめ

土屋昌巳は、その卓越したギターテクニックと音楽的な感性をもって、シンガーソングライターとしてだけでなく、プロデューサーとしても成功を収めています。彼の音楽は世代を超えて多くの人々に愛され、今もなお新しい挑戦を続けていることは、今後の活動にも期待が寄せられます。

もう一度検索