土屋樹生

土屋 樹生：日本のラグビー選手

プロフィールとキャリアの始まり

土屋 樹生（つちや たつき）は、1994年4月26日に埼玉県で誕生した日本の元ラグビー選手です。身長181cm、体重106kgという強靭なフィジカルを活かし、主にフォワードのナンバーエイト（No.8）としてプレーしました。埼玉県出身である土屋は、地元の深谷ラグビースクールでラグビーの基礎を学び、その才能を開花させていきました。

学生時代の活躍

高校は埼玉県立深谷高等学校に進学し、高校ラグビーの世界で頭角を現します。深谷高校はラグビー強豪校として知られており、土屋はチームの重要な戦力として活躍しました。特に高校在学中には、将来を嘱望される選手として高校日本代表候補にも選出される栄誉を得ています。この時期、深谷高校には後に日本代表でも活躍するスタンドオフ（SO）の山沢拓也も在学しており、二人はチームメイトとして共に汗を流しました。

高校卒業後、2013年には山梨学院大学へ進学。大学ラグビー部でさらなる技術向上と肉体強化に励みました。大学でも引き続きナンバーエイトとしてプレーし、そのパワフルな突破力と献身的なプレーでチームに貢献しました。関東大学リーグ戦などの公式戦に出場し、多くの経験を積み重ね、卒業後のトップリーグ入りを目指しました。

三菱重工相模原ダイナボアーズでのプロキャリア

大学卒業後、2017年に土屋はトップリーグ（当時、現在のジャパンラグビーリーグワン）に所属する三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。プロフェッショナルな環境に身を置き、国内最高峰の舞台での挑戦を開始します。

三菱重工相模原ダイナボアーズでは、フォワードパックの一員として、セットプレーやブレイクダウン、そして広範囲にわたるタックルやボールキャリーでチームを支えました。ナンバーエイトというポジションは、スクラムの最後尾からチームを推進し、アタックでは起点となり、ディフェンスでは中央突破を阻止するなど、攻守にわたる運動量と判断力が求められる花形ポジションです。土屋はその重責を担い、チームの勝利に貢献しようと力を尽くしました。

数シーズンにわたり三菱重工相模原ダイナボアーズでプレーを続けましたが、2021年にチームを退団することが発表されました。選手としてのキャリアに区切りをつけた形となります。

まとめ

埼玉県出身で、深谷ラグビースクール、深谷高校、山梨学院大学とラグビーエリートコースを歩み、三菱重工相模原ダイナボアーズでプロ選手として活躍した土屋樹生。高校時代の日本代表候補選出や、同級生である山沢拓也との関係も、彼のキャリアを彩る要素と言えるでしょう。ナンバーエイトとしてグラウンドで奮闘した彼のプレーは、多くのラグビーファンに記憶されています。

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