土屋眞

土屋 眞（つちや まこと）

土屋 眞は、日本のプロラグビープレーヤーです。1990年2月23日に神奈川県で生まれた彼は、現在、ジャパンラグビーリーグワンに参戦している日野レッドドルフィンズに所属し、チームの重要な一員として活動しています。

フィールド上では、主にフォワード第三列の一角を担うロック（LO）のポジションでプレーします。身長183センチメートル、体重110キログラムという強靭な体格を活かし、ラインアウトでの空中戦やセットプレーの中心として機能します。また、彼の最大の持ち味は、試合の趨勢を左右するブレイクダウン、すなわちボール争奪の密集地帯における圧倒的な強さです。相手ボールへの絡みや、味方ボールの保護において驚異的な粘り強さとパワーを発揮し、チームに勢いをもたらす存在として欠かせない存在です。

複数のニックネームで親しまれており、チームメイトやファンからは「つっちー」や「トッティ」、「トティリアル」などと呼ばれています。

経歴

土屋選手のラグビーキャリアは、地元神奈川県の強豪校である東海大学付属相模高等学校から始まりました。2008年に同校を卒業後、全国的にもラグビーの強豪として知られる東海大学へと進学し、大学ラグビーの舞台で技術とフィジカルを磨き上げました。

大学を卒業した2012年、プロキャリアをスタートさせるべく、当時のトップイーストリーグに所属していた日野自動車レッドドルフィンズ（現：日野レッドドルフィンズ）への加入を決断しました。入団後、その才能はすぐに開花し、同年9月22日に行われた日本IBMビッグブルーとのトップイーストリーグ公式戦において、途中出場ながらも記念すべき公式戦デビューを果たしました。この試合は、彼のプロラグビー選手としてのキャリアの第一歩となった瞬間であり、以降、彼は日野レッドドルフィンズのフォワード陣を支えるキープレーヤーとして成長していきます。

ロックとしての安定したセットプレー能力に加え、ブレイクダウンでの献身的な働きは、チームの勝利に大きく貢献しています。ジャパンラグビーリーグワンという高いレベルの舞台においても、彼の持つフィジカルとラグビーセンスは通用し、日野レッドドルフィンズの戦力として重要な役割を担っています。今後の更なる活躍が期待される選手の一人です。

彼のラグビー人生は、神奈川での学生時代から始まり、日野レッドドルフィンズでのプロキャリアへと続いています。ブレイクダウンの鬼として知られる土屋眞選手の、今後のプレーにも注目が集まります。

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