在シンガポール日本国大使館

在シンガポール日本国大使館について

在シンガポール日本国大使館は、シンガポールにおける日本の大使館です。英語ではEmbassy of Japan in Singapore、マレー語ではKedutaan Besar Jepun di Singapura / Kedutaan Jepun di Singapura、中国語では日本驻新加坡大使馆と表記されます。

在留邦人数

2018年10月1日時点で、シンガポールには3万6624人の日本人が在留しており、これは在外公館別で8番目に多い数です。アジア地域では、タイと上海に次いで3番目となっています。

歴史

1879年4月8日、イギリス領シンガポールに、華僑商人の胡璇澤氏が館長を務める在シンガポール日本帝国領事館が設置されました。その後、1880年に胡副領事が死去し、同年12月に領事館は一時閉鎖されます。

1888年12月13日、中川恒次郎氏が在シンガポール領事代理に任命され、1889年1月22日に着任、領事館が再開されました。1919年5月28日には、領事館は在シンガポール日本帝国総領事館に昇格しました。

第二次世界大戦中の1941年12月8日、日本はマレー半島に上陸し、アメリカのハワイを奇襲攻撃、米英に宣戦布告しました。1942年2月15日には、イギリス軍が日本軍に降伏し、シンガポールは日本の支配下に入りました。日本はシンガポールを昭南島と改称し、昭南特別市を設置、軍政を開始しました。

1945年8月15日、日本は第二次世界大戦で敗戦し、大日本帝国は崩壊しますが、昭南島では敗戦まで日本軍が駐留していました。同年9月12日、日本軍は連合軍に降伏し、シンガポールの支配権はイギリスに戻りました。

1952年4月12日、日本独立に先立ち「在外公館の名称及び位置を定める法律」が制定され、在シンガポール日本国総領事館の設置が定められました。同年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効により日本は独立し、シンガポールを領有していたイギリスも同条約締結国の一つでした。

1963年、イギリスから独立したマラヤ連邦がシンガポールなどと合併し、マレーシア連邦が成立しました。しかし、1965年にシンガポールはマレーシア連邦から離脱し独立しました。日本は同年8月9日にシンガポールを主権国家として承認し、1966年4月26日に日本とシンガポールは外交関係を樹立、総領事館に代わって在シンガポール日本国大使館が開設されました。

所在地

在シンガポール日本国大使館は、以下の場所に位置しています。

16 Nassim Road, Singapore 258390

関連情報

日本とシンガポールの関係
駐日シンガポール大使館

外部リンク

在シンガポール日本国大使館
在シンガポール日本国大使館（英語）
* 在シンガポール日本国大使館 (JapanEmbSG) - Facebook

在シンガポール日本国大使館は、日本とシンガポールの友好関係を促進する上で、重要な役割を担っています。

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