在ホンジュラス中華民国大使館

在ホンジュラス中華民国大使館（2023年閉鎖）

在ホンジュラス中華民国大使館は、中華民国（台湾）がホンジュラスの首都テグシガルパに設置していた大使館でした。1941年の外交関係樹立から2023年の閉鎖まで、両国関係の重要な拠点としての役割を果たしました。

歴史

1941年4月9日: 中華民国とホンジュラスの間で外交関係が樹立。当初は在パナマ中華民国公使館がホンジュラスを兼轄し、公使交換が行われました。
1957年6月: テグシガルパに常駐の在ホンジュラス中華民国公使館が開設。
1962年: 特命全権公使が常駐を開始し、外交関係が強化されました。
1965年5月20日: 在中華民国ホンジュラス公使館と相互に昇格する形で、在ホンジュラス中華民国大使館が正式に発足しました。
2023年3月14日: シオマラ・カストロ大統領が中華人民共和国との国交樹立を検討するよう指示。台湾外交部はホンジュラス政府に警告を発しました。
2023年3月23日: ホンジュラスが中華人民共和国との国交樹立を目指し、外務大臣を中国に派遣することへの抗議として、台湾は張俊菲大使を召還すると発表しました。
2023年3月25日: ホンジュラスが台湾と断交し、中華人民共和国と国交を樹立。これにより、在ホンジュラス中華民国大使館は閉鎖されました。

所在地

Colonia Palmira, Avenida República de Panamá, Torre Imperial, Piso 6, Tegucigalpa

大使

張俊菲（Vivia Chang）： 2022年7月28日にシオマラ・カストロ大統領に信任状を捧呈し、特命全権大使に就任。しかし、2023年3月23日に本国召還が発表され、その2日後の断交により最後の大使となりました。

関連項目

中華民国とホンジュラスの関係
在サン・ペドロ・スーラ中華民国総領事館
* 在中華民国ホンジュラス大使館

中華民国とホンジュラスの長年にわたる外交関係は、2023年3月のホンジュラスによる中華人民共和国との国交樹立により終焉を迎えました。在ホンジュラス中華民国大使館は、両国間の交流と友好の象徴として、その歴史に幕を閉じました。

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