地中海 SOUND STROLL

地中海 SOUND STROLL

「地中海 SOUND STROLL」は、2005年4月2日から2011年9月24日までNACK5で放送されていたラジオ番組です。この番組は、リスナーを地中海の国々へ音楽的に旅行させることをテーマにしていました。

放送の概要

番組は、土曜日の朝9:30から10:00の時間帯に「EXCITING SATURDAY」の内包番組として放送されました。番組タイトルには地中海地域、特にフランス、イタリア、スペイン、ギリシャの音楽を散りばめながら、それぞれの街を紹介する意味が込められています。毎週異なる街を取り上げ、その街に関連した音楽が流され、リスナーからのメッセージも交えて進行されていました。

パーソナリティ

最初のパーソナリティは飯田圭織で、その後、加藤紀子や相田翔子が交代で出演しました。飯田は2005年から番組末期までの大部分でメインの役割を果たし、加藤は2006年まで、相田は2007年から関与しました。最終的には、相田が番組を引き継ぎ「相田翔子 SOUND STROLL」と改題されました。

番組のリニューアル

2006年4月には番組のリニューアルが行われ、加藤が降板し、飯田が一人で進行する形式に変更されました。この時、映画紹介のコーナーが設けられ、日本語での挨拶に統一されました。2007年には相田が新たに加わり、音楽とともに書籍の紹介が行われるようになりました。

2008年に入り、飯田が出産のために番組を降板し、相田ひとりがメインの進行を担当するようになりました。この頃からは、より多様な国や街を紹介するフォーマットに変更され、地中海レーベルとのコラボレーション要素が廃止されました。また、リスナーからの音楽や映画のリクエストも受け付けるようになり、よりインタラクティブな内容に進化していきました。

特徴的なコーナー

番組の冒頭では、飯田がその回で紹介する街に因んだ言語で「おはようございます」と挨拶していました。この挨拶は、フランス語、イタリア語、スペイン語、ギリシャ語など多岐にわたり、リスナーにとって親しみやすい要素となっていました。また、加藤が行う「～加藤紀子 Bonne Promenade～」では、彼女の語学留学時の思い出が語られ、リスナーに興味深いエピソードが提供されました。

明るいエピソード

初回放送では、フランスのアルルが取り上げられ、もちろんフィンセント・ファン・ゴッホに関連した街でもあり、彼の作品にもその名が見られます。映画につきましては、初めて紹介されたのが『アメリ』という2001年の作品でした。その後も様々な映画が取り上げられ、リスナーからのリクエストに応じた多様なジャンルの作品が登場しました。

終焉

2009年から飯田が「カフェソレイユ」というコーナーに参加し再び顔を見せ、そして2011年の番組終了まで多様な形でリスナーと交流しました。「地中海 SOUND STROLL」は、音楽とストーリーを通して、リスナーに特別な体験を提供する素晴らしい番組でした。

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