坂井大将

坂井大将（さかい だいすけ）

坂井大将は1997年1月18日生まれ、長崎県を故郷とするプロサッカー選手です。主にミッドフィールダーとして活躍し、現在はインドネシアのリーガ1に所属するPSMマカッサルでプレーしています。彼のマネジメントはジャパン・スポーツ・プロモーションが担っています。

来歴

プロ入り前

坂井選手は、中学校入学と同時に故郷を離れ、大分トリニータU-15に入団します。大分トリニータU-18ではボランチやトップ下をこなし、高い技術を持つ選手として知られました。特に、前線への迅速な飛び出しや正確なワンタッチプレーが彼の武器です。2014年、彼は2種登録選手として大分トリニータのトップチームに登録され、同年の天皇杯で公式戦デビューを果たしました。この試合ではペナルティキックを成功させ、公式戦での初得点を記録。このゴールは彼が大分の歴史上で最年少得点を挙げた瞬間でもありました。また、同年10月には英紙『ガーディアン』によって「次世代の世界の若き才能40名」に選出され、日本人選手では唯一の選出となりました。

プロ入り後

2015年には正式に大分トリニータのトップチームに昇格。2017年にベルギーのAFCテュビズに期限付き移籍しましたが、ビザの問題で出場機会が限られ、その後アルビレックス新潟に移籍。この時期から自身の成長を続けました。2019年にはザスパクサツ群馬に育成型期限付き移籍し、次の2020年にはガイナーレ鳥取に移籍。そこで彼は6得点を挙げ、リーグでの存在感を示しました。しかし、その後続けて大分との契約が満了。その後、2021年にはタイ・リーグ1のサムットプラーカーン・シティFCに移籍し、2022年にはカスタムズ・ユナイテッドFCで全試合先発出場を果たし、10ゴール6アシストを記録しました。

さらに、2023年にはケーララ・ブラスターズFCに移籍し、2024年にはインドネシア・リーガ1のPSMマカッサルに加入。彼は様々なプロリーグでの経験を積む中で、ミッドフィールダーとしての技術と戦術理解を深めています。

日本代表歴

坂井は、2012年から各年代別の日本代表に選出され続け、2013年のFIFA U-17ワールドカップにはメンバーとして参加。左右のサイドバックとして全4試合に出場し、チームの16強進出に貢献しました。また、2014年のワールドカップでは予備メンバーとしてチームに帯同し、その後もAFC U-19選手権の代表メンバーに選出されるなど、順調に成長を続けています。

所属クラブ

坂井大将は以下のクラブに所属してきました。

• - JFCレインボー長崎（長崎市立矢上小学校）
• - 大分トリニータU-15（大分市立明野中学校）
• - 大分トリニータU-18（大分東明高校）
• - 2014年 大分トリニータ（2種登録選手）
• - 2015年 - 2020年 大分トリニータ
• - 2014年 - 2015年 Jリーグ・アンダー22選抜
• - 2017年8月 - 同年12月 AFCテュビズ（期限付き移籍）
• - 2018年 アルビレックス新潟（期限付き移籍）
• - 2019年6月 - 同年12月 ザスパクサツ群馬（期限付き移籍）
• - 2020年 ガイナーレ鳥取（期限付き移籍）
• - 2021年 - 2022年 サムットプラーカーン・シティFC
• - 2022年 - 2023年 カスタムズ・ユナイテッドFC
• - 2023年 - 2024年 ケーララ・ブラスターズFC
• - 2024年 - PSMマカッサル

坂井大将選手は、今後の活躍に大いに期待される若手ミッドフィールダーです。

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