坂口仁美

坂口仁美 -女子柔道選手の紹介

坂口仁美（さかぐち ひとみ）は、1994年1月8日に長野県東御市で生まれた日本の柔道選手です。彼女は44kg級と48kg級で競技を行い、その身長は145cm、血液型はO型です。柔道の弐段を取得しており、右組みからの攻撃を得意としています。特に、背負投や寝技を武器にしており、これまでのキャリアの中で多くの試合でそのスキルを発揮してきました。

経歴

坂口は6歳で東御市東部柔道教室に入会し、柔道の道を歩み始めました。中学生時代には東部中学から小諸商業高校に進学。高校2年生のとき、インターハイの48kg級に参加しましたが、初戦で敗れ、その時は悔しさを味わう結果となりました。

2012年からは国際武道大学に進み、同年の全日本ジュニア選手権で新設された44kg級に出場し、見事優勝を果たしました。その後、大学2年生の時には全日本ジュニアで3位、アジアジュニアでは優勝を経験し、確かな実力を示しました。大学3年生の時にも全日本ジュニアで3位に入賞し、その実績から世界ジュニア代表に選出されました。世界ジュニアでは5試合すべてを得意の寝技で一本勝ちし、優勝という素晴らしい成果を収めました。

大学卒業後、坂口はヤックスケアサービスに所属し、プロとしてのキャリアを開始しました。2017年には、欧州のヨーロッパカップ・ツェリェで48kg級に出場し、優勝を勝ち取りました。しかし、2018年の同大会では決勝戦でウクライナの選手に敗れ、2位に終わりました。2019年のアジアオープン・台北では、準決勝で付加ルールが適用されるまでの長時間の戦いを経て、反則勝ちを収めたものの、決勝では別の実力ある選手に敗れ、再び2位にとどまりました。2024年には体重別選手権に参加したものの、初戦で敗退となりました。

主な戦績

44kg級戦績

• - 2012年: 全日本ジュニア優勝
• - 2012年: 松前カップ優勝（52kg級）
• - 2013年: ロシアジュニア国際優勝
• - 2013年: 全日本ジュニア3位
• - 2013年: 学生体重別5位（48kg級）
• - 2013年: アジアジュニア優勝
• - 2014年: ポーランドジュニア国際優勝
• - 2014年: 全日本ジュニア3位
• - 2014年: 世界ジュニア優勝

48kg級戦績

• - 2017年: ヨーロッパカップ・ツェリェ優勝
• - 2018年: ヨーロッパカップ・ツェリェ2位
• - 2018年: 実業個人選手権3位
• - 2019年: アジアオープン・台北2位
• - 2021年: 実業個人選手権3位
• - 2023年: 講道館杯7位

坂口仁美選手は、その柔道に対する情熱と努力をもって、今後さらなる成長を遂げることが期待される選手です。

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