坂本誠志郎

坂本 誠志郎

坂本誠志郎（さかもと せいしろう）は1993年11月10日生まれのプロ野球選手で、兵庫県養父市出身。彼は阪神タイガースに所属する捕手で、右投右打のスタイルを持っています。

経歴

坂本は小学1年生から野球を始め、養父市立養父中学校時代は軟式野球部に在籍。履正社高等学校へ進学後、1年生の秋から正捕手に抜擢され、甲子園大会に2度出場しました。高校3年時には主将を務め、特に顕著な活躍を見せました。

高校卒業後、明治大学に進学し、大学でも正捕手として活躍。特に彼は2年生時にベストナインに選ばれるなど、リーグ戦での存在感を示しました。大学卒業後の2015年に阪神タイガースから指名を受けてプロ入り。養父市から初のプロ野球選手として注目を浴びました。

プロ入り後の成績

坂本は2016年にプロデビューを果たしましたが、最初のシーズンではなかなか出場機会を得ることができませんでした。しかし、徐々に実績を積み重ね、2017年には正捕手として活躍の場が広がります。特にこの年のシーズンでは、数度の猛打賞を記録し、スタメンとしての信頼を勝ち取りました。

一方で、怪我の影響を受けながらも、2018年から2020年の間、キャリアキャッチャーとしての成長を遂げました。2021年に入ると出場試合数を増やし、特に11試合連続の先発出場は彼の成長を証明するものでした。2022年には多くの試合でスタメンとして起用され、60試合に出場しました。

最も注目すべきは2023年で、梅野選手とコンビを組みながら貢献を続け、クライマックスシリーズや日本シリーズでも先発捕手として活躍。チームは18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を達成に大いに貢献しました。また、この年のゴールデングラブ賞も受賞し、その実力が証明されました。

選手としての特長

坂本選手の持ち味は、優れたインサイドワークと正確な送球技術です。彼はフレーミング技術にも定評があり、一部の著名選手からも信頼されています。配球においても競技データを活用し、選手の持っている能力を最大限に引き出す努力をしています。

人物

特技にはスキーがあり、幼少期からの経験を持っています。語学力についても、英語技能検定準2級を取得するほどの実力があります。リーダシップも強く、大学や日本代表チームで主将を務めてきました。2021年には地域への寄付活動も行っており、社会貢献にも関心があります。

坂本誠志郎選手は、今後も阪神タイガースの中心選手としての活躍が期待される、非常に期待の持てる選手です。

もう一度検索