坂野尚子

坂野尚子：アナウンサーから経営者へ、華麗なる転身

坂野尚子氏は、1957年11月9日生まれ。元フジテレビアナウンサーという経歴を持ちながら、現在は株式会社ノンストレスの代表取締役として、経営者として多岐にわたる事業を展開しています。旧姓は土井。

フジテレビアナウンサー時代

神奈川県横浜市で育った坂野氏は、1980年にフジテレビに入社。同期には山村美智子アナウンサーがいました。アナウンサーとして活躍する傍ら、1985年にはニューヨークに特派員として赴任し、海外での経験も積みました。しかし、1987年3月にフジテレビを退社し、新たな道へと進むことを決意します。

MBA取得とコンサルタントとしての経験

フジテレビ退社後、1988年1月にコロンビア・ビジネス・スクールに入学し、MBAを取得。その後、外資系コンサルティング会社であるKPMGに勤務し、ビジネスの知識と経験を深めました。

起業家としての道

1994年1月にはキャリア戦略研究所を設立し、キャリアカウンセラーや人材紹介業を開始。そして、1996年にノンストレスの前身である「ザ・クイック」を設立し、本格的に起業家としての道を歩み始めます。ネイルサロン「ネイルクイック」「スパネイル」「ネイルパフェ」の多店舗展開や、10フリーのネイルパフェジェルの製造販売など、美容業界で独自のビジネスを展開しています。

2019年には、ノンストレスがForbes Women Awardの企業部門（従業員規模300名以上1000名以下）で1位を受賞し、その経営手腕が高く評価されました。

著書と社会貢献

坂野氏は、著書も多数執筆しており、「女三十歳、ひとり海を渡る」や「女性の知らない7つのルール」（訳）、「“いい仕事”ができる女性」など、自身の経験や知識を活かした作品を発表しています。また、経済産業省産業構造審議会委員、神奈川県なでしこブランド審査員、国際基督教大学評議員など、様々な公職も務めており、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。

テレビ出演

フジテレビアナウンサー時代には、報道・情報番組やバラエティ番組など、様々な番組に出演していました。

夜のヒットスタジオ
意地悪ばあさん

外部リンク

元局アナnet・インタビュー
坂野尚子の起業家日誌
* 起業家インタビュー（ドリームゲート）


坂野尚子氏は、アナウンサー、経営者、著述家、社会貢献家として、多方面で活躍する女性です。その経験と知識、そして行動力は、多くの人々に勇気と刺激を与え続けています。

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