坪井木の実

坪井木の実について

坪井木の実（つぼい このみ、1963年12月12日生まれ）は、日本の女優および声優で、東京都出身です。彼女は劇団俳優座に所属し、長年にわたり様々なメディアで活躍する実力派のアーティストとして知られています。彼女の母親も声優であり、そんな家庭環境が彼女の芸能界への道を開いたのでしょう。

来歴

坪井は1985年に劇団俳優座に参加し、演技の道を歩み始めました。彼女のキャリアは舞台からスタートし、徐々にテレビドラマや映画、アニメと幅広くジャンルを広げていきました。

プロフィール

坪井は映画鑑賞や音楽鑑賞、歌（歌謡曲、ミュージカル、ジャズ）を趣味・特技として持っています。これらの活動からも、彼女の多才さが伺えます。特にその歌唱力は、多くの舞台作品で発揮されています。

出演作品

彼女の代表的なテレビドラマには、1992年の『桃太郎侍』での春風ひばり役、2001年の『松本清張特別企画・ガラスの城 伊豆修善寺殺人事件』での池田素子役などがあります。また、金曜エンタテイメントや水曜ミステリー9などのシリーズ作品でも多くの役を演じています。

さらに、2014年には『魔性の群像2』で内藤泰子役、2015年の『ぼんくら2』ではお春の母役を務めるなど、いずれも印象深いキャラクターを演じています。2021年には大河ドラマ『青天を衝け』に出演し、佐登役として注目を浴びました。

彼女の映画出演作にも目を向けると、2007年から2008年にかけて放送された『BLUE DRAGON』ではフェニックス役を担当し、アニメからも多くの作品に参加しています。特に『キングダム』や『遊☆戯☆王VRAINS』など、人気作で活躍していることが挙げられます。

吹き替えの実績

膨大な映画の吹き替えを手掛けており、多数の作品に音声提供しています。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではアルウェンを担当し、他にも『ハンガー・ゲーム』シリーズや『アナコンダ・アイランド』など、様々なジャンルの作品で観客に親しまれています。

舞台での活動

坪井は舞台でも多くの経験を持ち、チェーホフの『かもめ』や『オセロー』、さらには将来に向けた作品も予定されています。彼女の舞台での演技は高く評価されており、観客に強い印象を残しています。

ラジオやその他の活動

ラジオ番組『心のともしび』ではパーソナリティーを務めていますが、坪井自身はカトリック信者ではないとのこと。このように、多面的な才能を持つ彼女の活動は、常に注目を集めています。

今後も坪井木の実の活躍に期待が寄せられており、彼女の新たな挑戦から目が離せません。

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