城北信用金庫

城北信用金庫について

城北信用金庫（JOHOKU SHINKIN BANK）は、東京都北区に本部を、荒川区に本店を構える大手信用金庫です。東京都区部、特に城北地区や埼玉県南部を中心に、地域に根ざした金融サービスを提供しています。

歴史

城北信用金庫は、複数の信用組合が合併して誕生しました。その起源は、1921年に設立された有限責任王子町信用組合に遡ります。その後、王子信用組合、荒川信用組合など、地域に根差した信用組合が発展。

2004年には、王子信用金庫を存続金庫として、太陽信用金庫、荒川信用金庫、日興信用金庫と合併し、現在の城北信用金庫が発足しました。この合併により、地域における金融サービスの提供体制が強化されました。

特徴

城北信用金庫は、東京都内に本店を置く信用金庫として、最多の店舗数を誇ります。また、信用金庫の中央機関である信金中央金庫の大口優先出資者でもあります。

その経営理念は、地域経済の活性化と中小企業・個人事業主への支援です。地域社会の発展に貢献するため、きめ細やかな金融サービスを提供しています。また、地域イベントへの参加や、スポーツ振興など、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

店舗展開

店舗網は、東京都内を中心に、埼玉県、千葉県にも展開しています。東京都内では、北区、荒川区、足立区などに多くの店舗を構えています。埼玉県では、川口市、草加市などに店舗があります。幅広い地域に店舗を展開することで、より多くの顧客に利便性の高い金融サービスを提供しています。

その他の活動

城北信用金庫は、「Johoku Athletes Club」を創設し、現役アスリートを正職員として雇用しています。オリンピアンも所属しており、スポーツ振興にも貢献しています。

また、埼玉県川口市の蕨支店芝出張所には、県内金融機関初となる店舗内認定保育園を設置しました。これにより、子育て世代の従業員や顧客の利便性を向上させています。

関連会社

城北信用金庫には、以下の関連会社があります。

城信ビジネスサービス株式会社
城信サプライサービス株式会社
JSパートナーズ株式会社（コンサルティングサービスに特化した子会社）

メディア掲載

城北信用金庫は、メディアにも取り上げられています。例えば、テレビ東京の「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」などでも、地域金融機関としての取り組みが紹介されました。

まとめ

城北信用金庫は、地域に根差した金融機関として、地域経済の発展に貢献しています。中小企業や個人事業主への金融支援だけでなく、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。今後も、地域社会のニーズに応じた金融サービスを提供し、地域経済の発展を支える役割を担っていくでしょう。

沿革詳細

1921年（大正10年）5月31日：有限責任王子町信用組合設立
1922年（大正11年）7月13日：有限責任三河島信用組合設立
1933年（昭和8年）1月21日：王子町信用組合が王子信用組合に名称変更
1942年（昭和17年）3月10日：三河島信用組合が荒川信用組合に名称変更
1947年（昭和22年）6月23日：荒川信用組合が保証責任荒川信用購買利用組合に改組
1949年（昭和24年）3月29日：荒川信用購買利用組合が荒川信用組合に改組
1949年（昭和24年）5月2日：王子信用組合が市街地信用組合法に基づき改組
1950年（昭和25年）4月1日：王子信用組合と荒川信用組合が信用協同組合に改組
1951年（昭和26年）10月20日：王子信用組合が王子信用金庫、荒川信用組合が荒川信用金庫に改組
1964年（昭和39年）6月22日：王子信用金庫本店ビル竣工
1969年（昭和44年）11月17日：荒川信用金庫本店ビル竣工
1997年（平成9年）3月17日：王子信用金庫が武蔵野信用金庫と合併
2000年（平成12年）8月7日：王子信用金庫が日本信販信用組合の事業譲受
2001年（平成13年）2月26日：王子信用金庫がわかば[[信用金庫]]の事業譲受
2004年（平成16年）1月13日：王子信用金庫、太陽信用金庫、荒川信用金庫、日興信用金庫が合併し、城北信用金庫発足
2010年（平成22年）3月23日：小金井支店を多摩信用金庫へ事業譲渡
2022年（令和4年）4月1日：JSパートナーズ株式会社がサービス提供開始

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