城西大学硬式野球部

城西大学硬式野球部について

城西大学硬式野球部（じょうさいだいがくこうしきやきゅうぶ）は、東京都にある城西大学の学生からなる大学野球チームです。1965年に創部され、現在は首都大学野球連盟に所属しています。このチームは、学生の野球技術向上や精神的成長を促す場として重要な役割を果たしています。

創部と歴史

城西大学硬式野球部は1965年12月に設立し、すぐに首都大学野球連盟に加盟しました。1970年の秋には、見事に1部リーグに昇格を果たし、一時期はこのリーグでプレーしましたが、主に2部リーグで活動を続けることになりました。その後、1984年には再び1部リーグに昇格し、このカテゴリへの定着を果たしました。

1990年代には躍進を遂げ、1997年にはリーグ戦初優勝を成し遂げました。また、2001年には第32回明治神宮野球大会に初めて出場し、準優勝という素晴らしい成績を収めました。これまでの1部リーグ優勝回数は通算3回に達しており、この成績はチームの技術向上と選手の成長を示しています。

しかし、2010年代に入ってから、他の強化校が増加すると共に、2部リーグでの在籍が続いています。チームはこれからも1部リーグでの復帰を目指し、厳しい練習と試合を重ねています。

本拠地

本拠地は埼玉県の毛呂山町に位置しており、具体的には「毛呂山町西大久保62-25」の住所にあります。また、城西大学硬式野球部の寮は坂戸市に存在し、選手たちが一緒に暮らしながら技術向上に励む場所でもあります。

戦績

城西大学硬式野球部は首都大学野球連盟で強い競争力を持つチームです。これまでに1部リーグで3回の優勝（春1回、秋2回）、全日本大学野球選手権大会に1回出場（1997年）、そして明治神宮野球大会に2回出場した実績があります。その中でも、2001年に準優勝を果たしたことは特に記憶に残る出来事です。

監督や関係者

野球部の現在の監督は村上文敏で、2019年からこの役割を担っています。また、部長の平塚潤は経営学部の准教授としても知られています。これまでの監督には、元東京ヤクルトスワローズの秦真司や、小原沢重頼（元読売ジャイアンツ）など、名だたる指導者が居ました。

主な出身者

城西大学硬式野球部からは、多くのプロ選手が輩出されています。渡辺直人（元東北楽天ゴールデンイーグルス）や竹原直隆（元埼玉西武ライオンズ）、河井進（元大洋ホエールズ）など、各界で活躍している選手が多数います。また、コーチとしても、代田建紀（元千葉ロッテマリーンズ）や川井貴志（元東北楽天ゴールデンイーグルス）などが在籍していました。

これからも城西大学硬式野球部は、さらなる成長と活躍を目指して、全力で取り組んでいきます。

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