竹原直隆

竹原 直隆 (たけはら なおたか)

竹原直隆は1980年4月21日岡山県岡山市東区で生まれた元プロ野球選手です。ポジションは外野手であり、左投げ右打ちのスタイルで知られています。彼は現在、PAMSとマネジメント契約を結んで活動しています。

経歴

プロ入り前

竹原は岡山県の関西高校を卒業後、城西大学に進学しました。大学時代は渡辺直人と同級生で、明治神宮大会において準優勝を果たしました。また、日米大学野球選手権大会や第1回世界大学野球選手権では日本代表としてプレーしました。大学では83試合で281打数75安打、打率.267、9本塁打、42打点を記録し、3度のベストナインに選出されています。その後、三菱自動車岡崎に入社しました。

三菱自動車岡崎時代

三菱自動車岡崎では、入社1年目から注目の選手となり、第74回都市対抗野球大会で3本塁打を打ってチームをベスト4に導く働きをしました。また、第35回IBAFワールドカップでは5番打者として銅メダル獲得に貢献しました。しかしその後、企業のリコール問題が発覚し、チームは活動自粛を余儀なくされ、竹原の2年目は厳しいものとなりました。

千葉ロッテマリーンズ時代

2004年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから4巡目指名を受け、入団。背番号は「25」となりました。2005年にはファームで打率.313、23本塁打、57打点を記録し、イースタン・リーグの本塁打王に輝くなどの活躍を見せました。2006年にも同様の成績を上げ、ファーム日本選手権で優秀選手賞に選ばれました。2007年には開幕一軍入りを果たし、初本塁打を放つなどチームに貢献しました。

その後、2008年にはフォーム改造に苦しみ成績が下降したものの、2009年には一部で起用されました。しかし、2010年には新しい選手たちの影響で出番が減り、2011年にオリックス・バファローズに金銭トレードで移籍しました。

オリックス時代

オリックスでは対左投手に強く、代打や指名打者として活躍しましたが、本塁打は限られた数に留まりました。それでも、2012年には二軍での活躍を経て、一軍に昇格し、数回の印象的なプレーを披露しました。2014年にはシーズン初の出場選手登録を果たし、打率.282を記録しました。2015年には再び活躍し、一軍公式戦での出場試合数が40試合に達しましたが、同年10月26日に戦力外通告を受けました。

西武時代

2015年の秋季キャンプで入団テストを受け、埼玉西武ライオンズに加入。2016年には一軍での出場機会が限られ、そのシーズン終了後、戦力外通告を受けました。

引退後

引退後はPAMS Baseball Academyで講師として指導にあたっています。

選手としての特徴

竹原は左投げ右打ちであり、特に左投手に対して強い打撃を持つ選手として知られています。彼の長打力はプロ野球界でも際立った特徴であり、数々の記録を残しました。彼のキャリアは多くの若手選手にとって、模範的な存在であり続けています。

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