城谷光俊

城谷光俊について

城谷光俊(しろや みつとし)は、日本の俳優で、1960年3月23日に大阪府で生まれました。彼は特に特撮作品やテレビドラマで活躍しており、その多才な演技力と存在感で多くのファンを魅了しています。彼の俳優人生は、幼少期に憧れていた『キイハンター』の千葉真一から始まりました。これが彼の原点となり、俳優としての道を歩むきっかけとなったのです。

来歴

城谷は、LESSER AGENT COMMUNICATION（JAC）に入ることを望み、電話をかけましたが、すでに募集は終了していたため、他の道を模索しました。その後、雑誌で目にした「東映アクション」に参加し、俳優としての経験を積みました。彼は、同期の仲間から橋本春彦を紹介され、橋本が創設したチームに加入。しばらくしてフリーランスとしての活動を始め、更には岡田勝にスカウトされて大野剣友会に入会しました。

大野剣友会では、テレビドラマ『特捜最前線』での学生役などを経て、『仮面ライダー スカイライダー』の第17話ではネオショッカー戦闘員のスーツアクターとして出演しました。そこで彼は、自身が高校生の頃に見ていた『アクマイザー3』での顔隠しの演技を軽視していたことを猛反省し、先輩である中屋敷鉄也の演技を真剣に受け止めるようになりました。さらに彼は第37話では警察官役で顔出し出演も果たしました。

その後、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』にて仮面ライダーZXのスーツアクターを務めることとなり、この指名には戸惑いを隠せなかったと述べています。結婚パーティでの指名もあり、当初は冗談かと誤解してしまったが、岡田から「お前がやるしかない」と励まされ、遂に役目を背負うことになったのです。撮影中はスーツの不具合からくる視界の悪さやアクションの難しさに直面しましたが、主役を演じる名誉感と共に多くの悔いも感じながら演技に挑んだと語っています。

さらに、彼は撮影期間中に祖父が危篤との知らせを受けましたが、スケジュール的には会うことができず、葬儀には参加できたものの、すぐに現場に戻ってタイガーロイドとの絡みを無事に撮影しました。その後、彼は剣武会に移籍し、2016年現在は再びフリーランスとして活動しているとされています。ただし、剣武会の公式サイトには2015年までの活動記録しか残っておらず、その後の状況は不明です。

代表的な出演作品

彼のテレビドラマの出演作には『特捜最前線』を始め、『スケバン刑事シリーズ』、『少女コマンドーIZUMI』、『バツイチ刑事』、そして近年では『検察官キソガワ』など、多彩なジャンルで活躍しています。

特撮作品においても、彼の存在感は際立っています。『アンドロメロス』や『ウルトラマン物語』にも出演し、特に『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』では、仮面ライダーZX役を担当しました。

映画では『椿三十郎』や『丹下左膳』に出演し、舞台でも藤田まこと公演に参加。彼の俳優作品は多岐にわたり、その実力を発揮し続けています。これからも城谷光俊の作品に注目が集まります。

もう一度検索