埼玉県道208号秩父停車場秩父公園線

埼玉県道208号秩父停車場秩父公園線は、秩父市中心部を結ぶ全長約1.6kmの県道です。起点は秩父鉄道秩父本線の秩父駅で、終点は秩父公園（埼玉県道72号秩父荒川線交点）となっています。

路線の特徴

4車線区間: 秩父駅入口交差点までは、秩父市内で唯一の4車線道路として整備されています。この区間は、駅周辺の交通円滑化に貢献しています。
主要道路との接続: 国道299号や埼玉県道72号秩父荒川線といった主要道路と接続しており、広域的な交通ネットワークの一部を担っています。
沿線施設: 秩父駅、秩父市立病院、西光寺、秩父神社など、生活や観光に関わる施設が沿線に位置しています。
荒川と秩父公園橋: 荒川を渡る秩父公園橋（愛称：秩父ハープ橋）は、美しい景観が楽しめるスポットとして知られています。

路線の詳細

起点: 秩父停車場
終点: 秩父公園（埼玉県道72号秩父荒川線交点）
総距離: 1,590m
通過自治体: 埼玉県秩父市
* 接続道路: 埼玉県道72号秩父荒川線、国道299号

延伸計画

秩父公園橋より先、長尾根にトンネルを掘削し、小鹿野方面へ延伸して国道299号に接続する構想がありました。しかし、単独での事業化が困難であったため、西関東連絡道路構想に組み込まれ、「国道140号長尾根バイパス」として2022年度に新規事業化が決定しました。このバイパスの完成により、秩父地域と小鹿野地域間のアクセスが向上し、観光振興や地域経済の活性化に寄与することが期待されています。

その他

埼玉県道208号秩父停車場秩父公園線は、秩父地域の交通を支える重要な道路であり、沿線の豊かな自然や観光資源とを結びつける役割も担っています。

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