埼玉県道362号上中条斎条線

埼玉県道362号上中条斎条線は、埼玉県熊谷市の北東部と行田市の北部を繋ぐ、主要地方道に指定されている一般県道です。路線名である「上中条斎条線」は、「斎条」と「斉条」の表記が混在している点が特徴として挙げられます。

路線の概要

起点は熊谷市上中条に位置し、埼玉県道83号熊谷館林線および埼玉県道303号弥藤吾行田線と交差する上中条交差点です。終点は行田市斎条で、埼玉県道199号行田市停車場酒巻線と接続する斉条交差点となっています。

路線の総延長は比較的短く、地域住民の生活道路としての役割を担っています。沿線には、住宅地や田畑が広がり、のどかな風景が展開されています。

路線の詳細

起点：埼玉県熊谷市上中条（埼玉県道83号熊谷館林線・埼玉県道303号弥藤吾行田線交点）
終点：埼玉県行田市斎条（埼玉県道199号行田市停車場酒巻線交点）

交差する道路

埼玉県道83号熊谷館林線・埼玉県道303号弥藤吾行田線（熊谷市上中条）
埼玉県道178号北河原熊谷線（行田市南河原、南河原交差点）
埼玉県道303号弥藤吾行田線（熊谷市上中条）
埼玉県道199号行田市停車場酒巻線（行田市犬塚 - 斎条、重複区間）

重複区間

埼玉県道303号弥藤吾行田線（起点から約200メートル）
埼玉県道178号北河原熊谷線（南河原交差点 - 行田市役所南河原支所前）
埼玉県道199号行田市停車場酒巻線（行田市犬塚地区 - 斎条交差点）

沿道の主な施設

行田市立南河原中学校
行田警察署南河原駐在所
行田市役所南河原支所
行田市立南河原小学校
南河原簡易郵便局
* 行田市消防本部北分署

路線の特徴

路線の名称にもなっている通り、起点の「斎条」と終点の「斉条」で表記が異なる点が、この路線の特筆すべき点です。地名としては「斎条」が正しいのですが、交差点名では「斉条」が用いられています。埼玉県の道路管内図では「斉条」と表記されているため、公式には「斉条」が正しいと考えられます。

また、埼玉県道303号弥藤吾行田線や埼玉県道178号北河原熊谷線、埼玉県道199号行田市停車場酒巻線など、複数の県道と重複する区間が存在します。これらの重複区間は、交通の要所としての役割を担っています。

地域との関わり

沿線には、学校や公共施設、郵便局などが点在しており、地域住民の生活に密着した道路として機能しています。特に、行田市立南河原中学校や行田市役所南河原支所などは、地域住民にとって重要な施設であり、この道路を利用する頻度も高いと考えられます。

埼玉県道362号上中条斎条線は、熊谷市と行田市を結ぶ重要な生活道路であり、地域住民の生活を支える上で欠かせない存在と言えるでしょう。

もう一度検索