埼玉vs.千葉シリーズ

埼玉vs.千葉シリーズとは

「埼玉vs.千葉シリーズ」は、埼玉県に本拠地を置く埼玉西武ライオンズと、千葉県に本拠地を置く千葉ロッテマリーンズが、パシフィック・リーグの公式戦で対戦する際に行われたイベント企画の名称です。2013年から2014年までは「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ」という名称で開催されていました。

企画の背景

2003年まで東京都に本拠地を置いていた日本ハムファイターズが北海道に移転したことにより、関東地方を本拠地とするパ・リーグ球団は、西武ライオンズ（現・埼玉西武ライオンズ）と千葉ロッテマリーンズの2球団となりました。2005年以降、文化放送ライオンズナイターでは、この2球団の対戦を「パ・リーグ関東ダービー」と銘打ち、中継を盛り上げるようになりました。


2013年、両球団は埼玉県、千葉県の協力を得て、対戦を盛り上げるイベントとして「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ」を開催することを発表しました。

イベント内容

このイベントでは、両チームがそれぞれ「SAITAMA」ユニフォーム、「CHIBA」ユニフォームを着用して試合に臨みました。また、勝利チームのファンには、それぞれの県の特産品がプレゼントされるなどの企画がありました。

実施日

2013年:
西武主催試合: 7月5日～7日
ロッテ主催試合: 9月6日～8日 (9月8日は雨天中止、9月9日に振替)
2014年:
西武主催試合: 7月25日～27日
ロッテ主催試合: 8月8日～10日
2015年: (名称を「埼玉vs.千葉シリーズ」に変更)
ロッテ主催試合: 5月8日～10日
西武主催試合: 7月3日～5日
2016年:
西武主催試合: 6月25日、26日
ロッテ主催試合: 9月2日～4日

2017年以降は開催されていません。

シリーズ名称の決定方法

その年の勝ち越しチームが、翌年のシリーズ名称で地域名を先にする権利を得るというルールがありました。西武が勝ち越した場合は「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ」、ロッテが勝ち越した場合は「千葉vs.埼玉ライバルシリーズ」となりました。勝ち数が同数の場合は、前年の勝ち越しチームが優先されました。初開催の2013年は、過去の優勝回数などを考慮し、西武が上位となりました。しかし、2013年から2016年まで、ライオンズが勝ち越しか同数であったため、「千葉」が名称の先頭になることは一度もありませんでした。

ホームスタジアム

埼玉西武ライオンズ: ベルーナドーム（旧西武ドーム）
千葉ロッテマリーンズ: ZOZOマリンスタジアム（旧QVCマリンフィールド）

対戦成績

埼玉vs.千葉ライバルシリーズでの成績

埼玉西武ライオンズ: 12勝9敗1分
千葉ロッテマリーンズ: 9勝12敗1分

年度別対戦成績 (2004年以降)

2004年以降のレギュラーシーズンでの対戦成績に加え、2005年のプレーオフ、2010年と2013年のクライマックスシリーズでの対戦も含まれています。マリーンズがこれらのプレーオフで7戦中6勝1敗と大きく勝ち越しています。ただし、これらの詳細な年度別対戦成績については、情報源を参照ください。

関連情報

日本のダービーマッチ
TOKYOシリーズ
東横線ダービー

参考資料

埼玉vs.千葉シリーズ - Wikipedia

このシリーズは、関東地方のプロ野球ファンにとって、特別な意味を持つ対戦として記憶されています。両チームの熱い戦いは、今後も語り継がれていくことでしょう。

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