堤時貞

堤 時貞について

堤 時貞（つつみ ときさだ）は、1976年4月6日生まれ、福岡県出身の柔道選手です。体重別競技において60kg級に分類され、身長は162cmです。彼の柔道キャリアは、高校時代からの華々しい成績に裏打ちされており、数多くの大会での優勝経験があります。

経歴

堤選手は、曽根中学校に通っていた頃に全国中学校柔道大会の55kg級で2連覇を達成しました。その強さは高校へ進むとさらに際立ち、国士舘高校では3年生のときにインターハイでの軽量級において優勝しました。

1995年には国士舘大学に進学し、柔道部に入部します。入学早々、正力杯の60kg級で決勝に進出するも、当時の東海大学に在籍していた徳野和彦選手に敗れ、2位となりました。同年のジュニア体重別選手権では3位という成績を収めましたが、正力国際大会では決勝で日体大の関口幸三選手を下し、見事に優勝を果たしました。

大学2年次には、正力杯、講道館杯、チェコ国際でそれぞれ3位の成績を収めた一方で、世界ジュニアでは7位とやや苦戦しました。3年次には体重別で3位を獲得し、講道館杯では再度徳野選手に敗北して2位に悔しさを味わいます。

最終年の1998年には、体重別大会で3位、正力杯で優勝を飾り、講道館杯でも優勝を果たしました。また、世界学生選手権では3位、嘉納杯で5位に入賞し、ドイツ国際大会においてもチャンピオンになりました。

1999年に警視庁に入庁し、その後も柔道に情熱を注ぎ、ユニバーシアードにも出場しますが、残念ながら3回戦で敗れました。しかし、その年以降も体重別や講道館杯で3位の成績を記録し続けるなど、安定した成績を維持しました。

2001年には全国警察柔道選手権大会の66kg級で優勝し、さらなる実力を証明しました。無敵の成績を持つ堤選手は、長年にわたる努力と競技者としての精神を備え、数々の試合に挑み続ける姿勢を示しています。

戦績

堤時貞選手の主な戦績は以下の通りです：

• - 1990年 - 全国中学校柔道大会 優勝 (55kg級)
• - 1991年 - 全国中学校柔道大会 優勝 (55kg級)
• - 1994年 - インターハイ 優勝 (軽量級)
• - 1995年 - 正力杯 2位
• - 1995年 - ジュニア体重別 3位
• - 1996年 - 正力国際 優勝
• - 1996年 - フランスジュニア国際 優勝
• - 1996年 - 正力杯 3位
• - 1996年 - 世界ジュニア 7位
• - 1996年 - 講道館杯 3位
• - 1997年 - チェコ国際 3位
• - 1997年 - 体重別 3位
• - 1997年 - 講道館杯 2位
• - 1998年 - 体重別 3位
• - 1998年 - 正力杯 優勝
• - 1998年 - 講道館杯 優勝
• - 1998年 - 世界学生 3位
• - 1999年 - 嘉納杯 5位
• - 1999年 - ドイツ国際 優勝
• - 1999年 - 体重別 3位
• - 1999年 - 講道館杯 3位
• - 2000年 - 講道館杯 3位
• - 2001年 - 体重別 3位
• - 2001年 - 全国警察柔道選手権大会 優勝 (66kg級)
• - 2001年 - 講道館杯 3位
• - 2002年 - 体重別 3位
• - 2003年 - 全国警察柔道選手権大会 3位 (66kg級)

これらの成績は、堤選手の柔道に対する情熱と努力の証であり、今後の活動にも期待が寄せられています。

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