塚本拓海

塚本 拓海 - 日本のプロレスラー

基本情報

塚本 拓海（つかもと たくみ）は、1991年1月6日生まれのプロレスラーで、長崎県平戸市出身です。彼は現在、プロレスリングBASARAに所属しており、体重91kg、身長172cmというアスリートらしい体格をしています。

経歴

塚本は長崎県北松浦郡生月町で育ちました。彼の格闘技への道は幼少期から始まり、小学校時代には6年間空手、中学・高校での6年間は柔道を学びました。2009年4月に高校を卒業すると、彼は大日本プロレスに入門。同期の橋本和樹とのエキシビジョンマッチを重ね、同年9月21日には札幌テイセンホールでプロレスデビューを果たしました。

2012年2月には後楽園ホールでデスマッチに初挑戦し、その戦績が印象的です。特にその後の9月10日、新木場1stRINGで行われた観客が武器を持ち込むデスマッチでは、自ら蛍光灯を持ち込み、自身の本格的なデスマッチ参戦を宣言しました。その後の大日本最侠タッグリーグ戦では、数々の試合で活躍し、最終的には新人賞を獲得。これは彼のキャリアにおける重要なステップとなりました。

2013年からは045邪猿気違'sの結成に参加し、注目を集めました。その後、2014年には木高イサミとの抗争が始まり、同じ年の1月には初めてデスマッチヘビー級王座に挑戦しましたが、惜しくも敗北。しかし、彼はプロレスに対する情熱を失わず、2014年5月には大日本プロレスを退団。生活と将来を見据えた決断でした。

その後フリーとなり、さまざまな団体に参戦。時には他団体での試合を通じて経験を重ね、新たな術を磨いていきました。2015年にはプロレスリングBASARAに入団し、同団体での活躍が続いています。2020年11月、新たな挑戦としてユニオンMAX王座を獲得し、2021年1月にはデスマッチヘビー級王座も手に入れました。

得意技

塚本の得意技の中でも特に注目すべきは、タイガースープレックスです。自身の両手をクラッチした状態から投げるスタイルで、試合の展開を巧みに変えます。また、ずどんや窒息ずどんといった技もあり、これらは彼のデスマッチスタイルに欠かせない技です。窒息ずどんでは、相手の頭にビニール袋をかぶせた後、迅速にずどん技を決めます。

その他にもフィッシャーマンズ・スープレックスやミサイルキックといった多彩な技を使いこなし、観客を魅了しています。さらに、試合中には手製の巨大ハンマーなどのデスマッチアイテムも使用し、その独自のスタイルを維持しています。

タイトル歴

塚本は多くのタイトルを獲得しています。大日本プロレスではBJW認定デスマッチヘビー級王座を含む様々な栄冠を手に入れ、プロレスリングZERO1でもNWAインターナショナルライトタッグ王座を2度獲得するなどして、多岐にわたる成功を収めています。

まとめ

塚本拓海は、その独自のスタイルと情熱で日本のプロレス界において存在感を放つ選手です。彼のキャリアは、数多くの挑戦と成果に満ちており、今後の活躍にもますます期待が寄せられています。

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