塩崎彰久

塩崎彰久

塩崎彰久（しおざき あきひさ、1976年9月9日生まれ）は、日本の政治家や弁護士として知られる人物で、自由民主党に所属する衆議院議員であり、厚生労働大臣政務官の職務を担っています。

来歴

愛媛県松山市で生まれ育った塩崎は、松山市立道後小学校から愛光中学校・高等学校を経て、1999年に東京大学法学部を卒業しました。その後、彼はスタンフォード大学に留学し、国際政治学を学びました。帰国後は、長島・大野・常松法律事務所に入所し、弁護士としてのキャリアをスタートさせました。

彼の父親である塩崎恭久は、第1次安倍内閣で内閣官房長官を務めていたことから、塩崎も官邸勤務の秘書官として、政権の内情を学びました。その後、長島・大野・常松法律事務所で19年間パートナー弁護士として活躍し、危機管理やコンプライアンス分野、スタートアップ企業への支援に注力しました。

2017年には、専門誌「The Asia Lawyer」からアジア年間最優秀弁護士の称号を受賞し、彼の法律専門家としての評価が高まりました。その後、自民党県連の公募に応募し、2021年7月には愛媛1区の候補者に選ばれました。

同年10月31日、第49回[[衆議院議員総選挙]]にて見事初当選を果たし、11月25日には清和政策研究会への加入を発表しました。さらに彼は、党内でデジタル社会推進本部事務局次長、web3プロジェクトチーム事務局長、情報調査局次長、消費者問題調査会の小委員会事務局次長など、幾つかの重要ポジションを歴任しています。

2023年9月には第2次岸田改造内閣の一員として厚生労働大臣政務官に就任しました。

政策・主張

塩崎は主に以下のような政策や主張を持っています。

外交・安保

彼は、敵基地攻撃能力の保有に反対しており、日本での核武装についても、将来的に検討するべきでないと考えています。

経済・財政

消費税率については、現状の10％を維持すべきと主張し、原子力発電所についても当面の必要性を認めつつ、将来的な廃止を視野に入れています。外国人労働者の受け入れについても積極的な姿勢を示しています。

憲法改正

憲法改正に賛成の立場を取っており、特に憲法9条に自衛隊の存在を明記することが重要だと考えています。

その他

選択的夫婦別姓制度の導入にも賛同しています。

人物

塩崎は家庭を持ち、妻と二人の息子と共に生活しています。また、親しい友人である乙武洋匡と親しい関係にあり、お互いに「おとちゃん」「あきくん」と呼び合っていることでも知られています。

エピソード

2021年6月、父親が引退を表明する際に、次世代へのバトンタッチが必要であるとの考えを示しました。この結果として、彼が次期総選挙に出馬することが決まり、政治家としての道を歩むことになりました。

所属団体・書籍

現在、塩崎は自民党たばこ議員連盟に所属しています。また、共著に「サイバーセキュリティ法務」（商事法務、2021年2月）があります。

彼の公式サイトやSNS（note、Facebook、X、Instagram）では、最新の活動などが発信されています。

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