増田珠

増田 珠 (ますだ しゅう)

増田珠は、1999年5月21日生まれ、長崎県長崎市出身のプロ野球選手で、内野手および外野手のポジションで活躍しています。彼は右投右打で、現在は東京ヤクルトスワローズに所属しています。育成からプロへと進化を遂げた彼の経歴と成績に注目が集まります。

経歴

プロ入り前

増田は、長崎市立稲佐小学校1年生の時から「稲佐青空」でソフトボールを始めました。その後、長崎市立淵中学校に進学し、「長崎シニア」で投手兼外野手として活躍し、全国大会にも出場しました。彼はまた、WBSC U-15ワールドカップのU-15日本代表に選ばれ、4番打者として重要な役割を果たしました。プロ入りを目指し、中学卒業後は横浜高校へ進学。

横浜高校時代

横浜高校では、1年生からセンターのレギュラーを獲得し、神奈川県大会や甲子園での2回戦では素晴らしい個人成績を残しました。特に3年生の夏には5本塁打を記録し、全国大会で注目を浴びました。彼の甲子園での成績は、3試合で打率.455と好成績を収めました。高校卒業後、増田は2017年のプロ野球ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから3位指名を受けました。

ソフトバンクホークス時代

2018年シーズンは三軍から始まり、シーズンを通じて62試合に出場し、打率.322を記録します。9月23日にはウエスタン・リーグデビューを果たしました。続く2019年には、ウエスタン・リーグでの出場が増え、打率.278で113試合に出場。無安打で終わった初の一軍出場後、シーズンオフに右手を手術し全治6か月となりました。

2020年は手術の影響で一軍には出場できなかったものの、2021年も一軍出場機会はありませんでしたが、2022年にやっと一軍に昇格し、初安打・初本塁打を記録します。

ヤクルトスワローズ時代

2023年、増田はオープン戦を経て一軍に再昇格を果たしました。しかし、打率は低迷し、8月29日には母国・長崎での試合に出場しました。シーズンを通しては、1本塁打・3打点を記録し、一軍での出場試合数は自己最多の35試合に達しました。最終的にはヤクルトへの入団が決定し、背番号63を与えられました。

選手としての特徴と目標

増田は高校時代から通算33本塁打を記録し、長打力が強みです。バッティングスタイルは広角に打ち分ける能力があり、目指す選手には松田宣浩を挙げています。彼のパフォーマンスは観客の目を引くもので、打席に立つたびに観客からの期待が寄せられます。

人物

増田は、プロ入り前からの担当スカウトによる評価でも、元気な性格が際立っていました。彼は「自分のウリは元気」と語り、チームのムードメーカーを目指しています。また、福山雅治ファンで、彼の曲を登場曲に使用するなど、文化的な側面でも多彩な趣味を持ち合わせています。

まとめ

増田珠選手はこれからの成長が期待される選手であり、ヤクルトスワローズでの活躍が楽しみです。彼の情熱的なプレースタイルと個性的なキャラは、多くのファンに愛されています。今後のシーズンにおける活躍が非常に楽しみです。

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