増田繁人

増田 繁人（ますだ しげと）

元プロサッカー選手の増田繁人は、1992年6月11日に千葉県鎌ケ谷市で生まれました。彼は主にディフェンダー（センターバック）として活躍し、特にアルビレックス新潟でのキャリアがよく知られています。増田は、日本プロサッカー選手会の副会長を務めたこともあり、選手としてだけでなく、運営の側面にも関与していました。

来歴

増田のサッカーキャリアは、少年時代にまで遡ります。実は彼、最初は野球選手になろうとしており、ピッチャーとしてプレーしていた経験があります。しかし12歳の時、FCクラッキス松戸でサッカーを始め、その才能を開花させました。彼は流通経済大学付属柏高校で主将を務め、第89回全国高等学校サッカー選手権大会でチームをベスト4に導くなど、素晴らしい業績を残しました。また、日本高校選抜にも選ばれ、主将として活躍しました。

2011年、増田はJリーグのアルビレックス新潟に入団し、鎌ケ谷市出身者としては初めてのJリーガーとなりました。その年には、日本高校サッカー選抜の合宿や欧州遠征にも参加し、国際舞台での経験を積みました。2013年にはザスパクサツ群馬に移籍し、その後は大分トリニータやFC町田ゼルビアなどでプレーしました。特に町田ではレギュラーとして活躍し、クラブのJ2昇格に寄与しました。

2016年にアルビレックス新潟に復帰したものの、徐々に出場機会が減少し、苦しいシーズンを過ごしました。2017年には再びFC町田ゼルビアに期限付き移籍し、高校時代の同級生と再会しました。2018年からはファジアーノ岡山に移籍。この時期も充実した日々が続きましたが、2020年には出場機会が減少したことで藤枝MYFCに完全移籍しました。

2021年にはブラウブリッツ秋田に加入し、シーズン開幕から28試合に出場し、3得点を挙げる活躍を見せました。しかし、その後、両足関節変形性足関節症で手術を受けることになり、手術の経緯やリハビリについてはnoteでシェアし、多くの反響を呼びました。

2023年にはオーストラリアのハイデルバーグ・ユナイテッドFCに加入し、国際経験をさらに積みましたが、2024年2月15日に現役引退を発表しました。

人物

私生活では、増田は2019年に元瀬戸内海放送アナウンサーの信長ゆかりと結婚しました。2024年2月19日には第1子の妊娠も発表され、明るい家庭を築いています。

所属クラブ

• - 鎌ヶ谷市立東部小学校
• - FCクラッキス松戸（2005年 - 2007年）
• - 流通経済大学付属柏高校（2008年 - 2010年）
• - アルビレックス新潟（2011年 - 2017年）
• - ザスパクサツ群馬（2013年、期限付き移籍）
• - 大分トリニータ（2014年、期限付き移籍）
• - FC町田ゼルビア（2015年、期限付き移籍）
• - FC町田ゼルビア（2017年3月 - 同年11月、期限付き移籍）
• - ファジアーノ岡山（2018年 - 2020年10月）
• - 藤枝MYFC（2020年10月 - 同年12月）
• - ブラウブリッツ秋田（2021年 - 2022年）
• - ハイデルバーグ・ユナイテッドFC（2023年 - 2024年2月）

このように、増田繁人は多彩なキャリアを持つ選手として、日本サッカー界に足跡を残しました。彼の努力と情熱は、後の選手たちにとっても大きな刺激となることでしょう。

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