増田陸 (野球)

増田陸 - プロ野球選手紹介

増田陸（ますだ りく）は、2000年6月17日、大阪府大阪市で生まれたプロ野球選手であり、内野手として読売ジャイアンツに所属しています。彼は右投げ右打ちで、その柔軟なプレースタイルが注目されています。増田は高校時代から注目される選手で、野球界でのキャリアを築いています。

経歴

プロ入り前

増田は小学校時代から軟式野球を始め、次第にその才能を開花させました。中学校では大阪福島リトルシニアに所属し、高校は明秀学園日立高校に進学。1年生の秋から遊撃手のレギュラーとして活躍し、2年生の夏には主将に選ばれました。3年生の時には選抜大会にも出場しましたが、結果的には3回戦で敗れました。高校通算では34本塁打を記録するなど、その打撃力が光りました。

2018年にはドラフト会議で読売ジャイアンツから2位指名を受け、契約金6000万円、年俸650万円で契約しました。彼は背番号61をつけてプロ野球の世界に参入しました。

巨人時代

増田は2019年に入団するも、左手首の怪我に悩まされ、手術を受けたため、シーズン中は一軍での出場がありませんでした。2020年も一軍昇格は果たせず、イースタン・リーグで48試合に出場し、打率.162、2本塁打、9打点という結果に留まりました。

2021年にはイースタン・リーグで50試合に出場するも、打率.236と振るわず、11月には育成契約に移行されました。2022年は春季キャンプから二軍でスタートし、順調に成長を見せ、3月に再び支配下登録されると一軍での出場機会を得ました。特に、5月7日に東京ヤクルト戦で初安打を放ち、続く中日戦では初本塁打も記録しました。その後、一塁手としてスタメン出場機会も増えましたが、打撃の不振も影響し、8月に再び登録を抹消されるなど波乱のシーズンとなりました。

2023年は7月に左肘を負傷するなど怪我に苦しみ、シーズンを通じて一軍出場はありませんでしたが、2024年には初めて一軍に登録されました。しかし出場数は少なく、なかなか結果を出せずにいます。2025年4月30日、待望の先発出場があったものの、2022年の阪神戦以来、久しぶりの打点を記録しました。

選手としての特性

増田はその走攻守のバランスが非常に優れた選手です。高校時代には50メートル走6秒2、遠投100メートルをマークし、内野全ポジションをこなすユーティリティープレイヤーとしての素質を示しています。これからのさらなる活躍が期待される選手の一人です。

初記録

• - 初出場・初打席: 2022年5月6日、対東京ヤクルトスワローズ戦で初登場
• - 初安打: 2022年5月7日、東京ヤクルト戦で右前安打
• - 初本塁打: 2022年5月15日、中日戦での左越ソロ

増田陸選手の今後の成長と活躍が非常に楽しみです。大阪府出身ということもあり、地元の期待も背負いながら、プロの舞台での挑戦を続けていくことになるでしょう。

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